|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
|
|
|
|
|
|
|
2013-11-26 |
2013年 12月号 1週次 |
365qt |
1907 |
|
|
|
12月 1日 GBS
1. パウロがピレモンに手紙を書き送った主な理由は何ですか(10節)。 -> ピレモンに対して、オネシモの弁護をするため。
2. オネシモとピレモンはかつでどのような関係にあり、今はどのような状況ですか。オネシモとピレモンの間に何がありましたか(11、15~16節、参照/18節)。 -> オネシモはピレモンの奴隷だったが、ピレモンのもとから逃げ出したとみられる。その上、ピレモンの財産にも損害を与えた可能性がある。したがって、聖書の注釈者はオネシモがピレモンの財産を盗んで逃げ出したものと推定することもある。
3. オネシモは現在、パウロに対し、また、その働きの中で、どのような役割を担っていますか(11~12節、参照/10節)。 -> オネシモは、かつては役に立たない者だったが、獄中でパウロに出会って変えられた。今や、彼は主の働きのために役に立つ者として、そしてパウロにとって心そのものである重要な存在となった。
4. パウロは、このようなオネシモのため、ピレモンに対して何を頼んでいますか(13~14節)。当時のローマ社会では奴隷制度が確かに存在していたことを考えると、この頼みがどのような意味と重要性を持っていると思いますか。 -> パウロは犯罪者、逃亡者の身であるオネシモが自由の身となって堂々と神様の働きを担えるように、ピレモンに憐れみと赦しを求めている。奴隷が逃げ出してから過去の主人のもとへ送り返されるという状況で、パウロがピレモンにこのような頼みをするということは、当時としては想像すらできないことだったであろう。
5. パウロは、オネシモが自由の身としてパウロと福音に仕えることが、彼を永久に取り戻すことだと語ります(15節)。ここから、初代教会が奴隷制度といった従来の秩序に対してどのような観点を持っていたのかがわかります(16節、参照/ガラ3:27~28)。それでは、現代の教会は、現存する社会的矛盾や悪習に対してどのような態度を取るべきだと思いますか。 -> パウロは、奴隷であり逃亡者だったオネシモが福音によって変えられると、彼を心から受け入れ、彼が福音のために自由に働くことができるように計らってくれるようピレモンに頼んだ。初代教会は、制度自体を破壊することに集中するよりも、従来の制度を越えた神の国の新しい秩序を聖書から発見し、これに従って生きていたことがわかる。初代教会がこのようにしていたなら、現代の教会もやはり、この世の中に確かに存在する不条理や悪習に反対し、神の国の秩序に従うのが当然である。
6. パウロが奴隷出身の同労者のためにピレモンに愛の赦しを求める姿を見ながら、私たちの共同体を振り返ってみましょう。私たちの教会と社会の中で、福音により新たにされるべき秩序や制度はありませんか。それぞれ順番に自分の意見を話してみましょう。
|
|
|
目録
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|