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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2013-10-25 2013年 11月号 1週次 365qt 1867
11月 1週次  

1. イエス様がベタニヤのツァラアトに冒された人シモンの家で食卓に着いておられたとき、何が起こりましたか(3節)。
-> ひとりの女が非常に高価な香油である純粋なナルド油の入った石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエス様の頭に注いだ。

2. 女の行動について、人々の反応はどうでしたか。その理由は何ですか(4~5節)。
※デナリ:ローマ人によって発行された銀貨で、1デナリは労働者の1日分の給料に当たる。つまり、300デナリは労働者のおよそ一年分の賃金に相当する金額である。
-> 何人かの者は、女の行動に憤慨した。その理由は、香油をむだにしたからである。香油の価値はおおよそ見積もっても300デナリととても高価だったので、それを売って貧しい人たちに施すことができたのに、むだ遣いしたという批判だった。

3. 人々が女の行動を批判したことについてどう思いますか。もし、わたしたちがその場に居合わせていたとすれば、どう反応したでしょうか。
-> 「何人かの者」とは弟子の中の何人かを指している。彼らは、罪人や取税人の友(2:15)であったイエス様が貧しい者たちに関心を持っていたことを知っており、また食事をしていた場所も人里離れた貧しいツァラアトに冒された人シモンの家だった。だから、女の行動は誰が見てもむだと考えられたはずである。当時は、女への弟子たちの批判が正しいように見えたはずだ。こうした状況の中で、それぞれがその場所で見せたと思われる反応を話し合ってみよう。
  
4. 女の行動へのイエス様の評価と約束は何ですか(6、9節)。また、そう言われた理由は何だと思いますか(7~8節)。
-> イエス様は、弟子たちの厳しい批判に対して、女を「そのままにしておきなさい」と言われ、「りっぱなことをしてくれた」と評価されました。その理由は、貧しい人たちはいつでも助けられるが、自分はずっと一緒にいるわけではないので、今、イエス様に仕えることの方が価値のあることだった。さらに、女が知っていたのかどうかは明らかではないが、香油を注いだ行為は、イエス様の埋葬を用意するものであるという驚くべき評価を下された。女の心からの奉仕は、福音が宣べ伝えられる先々で語られて、記念されるだろうという驚くべき宣言をされた。

5. 信仰生活の中で、イエス様に仕えることが「聖なるむだ遣い」に見えると考えられるものにはどのようなものがありますか。ノンクリスチャンだけでなく、イエス様を信じる仲間や家族にさえ神の国のための献身が誤解されたり批判されたりした経験がありますか。

6. 女がささげた「聖なるむだ遣い」が、そのうち福音が宣べ伝えられる先々で言い広められる美徳となったように、私たち個人の生活や共同体の働きで、福音とともにわかち合うべき奉仕の美徳にはどのようなものがあるか考え、実践してみましょう。

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