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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2013-09-30 |
2013年 10月号 4週次 |
365qt |
2478 |
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10月 27日
1. イエス様は教えの中で、律法学者たちのどのような点を批判されましたか(38～40節)。
-> 長い衣をまとって歩き回ること(律法の教師であることを誇示)、広場であいさつをされること、会堂の上席や宴会の上座が大好きなこと、やもめの家を食いつぶすこと、見えを飾るために長い祈りをすることを批判された。
2. なぜ、律法学者たちは人一倍きびしい罰を受ける対象になると思いますか(40節)。彼らが普段から民に教えている内容と関連づけてみたとき、彼らの罪の重さはどのぐらいだと思いますか(参照／12：33；マタ23：3～4；ヤコ3：1～2)。
-> 律法学者たちは、律法に関する知識を利用してイエス様をわなにかけようとしたほど律法に精通した者たちだった。それにもかかわらず、律法学者たちの本質的な問題は、知識ではなく、むしろその教えの通りに生きない偽善的な態度にあった。だから、イエス様は弟子たちに律法学者の教えは守っても、その行いはまねてはいけないとおっしゃった。使徒ヤコブも、教えた通りに生きない教師となった者が格別きびしいさばきを受けると警告している。
3. イエス様が献金箱に献金する人々に目を移されたとき、目にしたことは何ですか。やもめの献金に対するイエス様の評価はどうですか(41～44節)。
-> 金持ちとやもめが献金する様子をご覧になった。金持ちはたくさん献金したが、その額については明かされていない。しかし、やもめが献金した金額がユダの貨幣で最も小さい単位の2レプタに過ぎなかったことは記されている。イエス様は、その女性がささげた献金について、どの人よりもたくさん入れたと評価された。彼女が持っていたすべてを入れたからだ。
4. 当時のやもめの社会的、経済的地位を考えると、彼女の献身はどれほどだと思いますか(44節)。どうして1レプタではなく2レプタをささげたのでしょうか。考えを自由に分かち合ってみましょう。
-> 当時のやもめは「社会的弱者」だった。現在のように社会保障制度や公共基金がなかった当時、女性は父、夫あるいは息子の社会経済的支援によって生計を維持することができた(参照／ルカ18：1～5)。このやもめは、生計を自らの力で維持することが困難な「貧しい」女性だった。彼女が生活費の全部をささげたのは、それこそ型破りな献身の行為である。どうしてそんなことをしたのだろうか。神様が衣食を満たしてくださることを信頼したから、神様を愛する想いが大きかったから、生活費の全部をささげて生涯を終えるため、律法学者が献金を強要したから、など。
5. 先に偽善的な律法学者に対するイエス様の批判があったので、「生活費の全部」を献金したやもめの献身がより浮き彫りになって見えます。私たちの内面にも、宗教的または社会的に、派手な衣の下に隠された偽善や欲望、自己満足と自己憐憫な態度はありませんか。
-> 律法学者たちの最も大きな罪は「偽善」だった。聖日礼拝を必ず守り、適切に献金をささげながらも、宗教という儀式の中で、心から隣人に仕え、神様の御心を行うことに関心を持つことができない私たちの内面を点検してみよう。
6. 貧しい中にも自分のすべてをささげることができたやもめの献身を見習うことはとても難しいことです。こうした献身的な態度を学ぶために、私たちがすべき変化にはどんなことがありますか。
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目録
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