|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
|
|
|
|
|
|
|
2013-04-30 |
2013年 5月号 4週次 |
365qt |
1986 |
|
|
|
5月 26日 GBS サムエル記第二21章7~14節 回復する者
1. 本文のできごとの発端は何ですか。これについて、神様はダビデに何とお話になりましたか(1節、参照/創4:10)。 -> 聖書は、無念に流された血について、神様が土地の叫びを聞かれると語っている。神様は、サウルがギブオンの住民のいのちを、無念のうちに奪ったことについて責任を問われると語られた。
2. ギブオンの住民たちを殺したことについて、神様はどうして問題を提起されたのでしょうか(参照/ヨシ9:15~19)。 -> 神様は、かつてイスラエルがギブオンの住民と結んだ盟約が今でも有効だということを示され、サウルによって負わされたイスラエルの罪について、責任を問われているのである。
3. ダビデは、これを聞いてギブオン人に対してどう話しますか(3節)。 -> ダビデは、神様とギブオンの住民の視点から、このできごとを判断し行動した。神様が弱者であるギブオンの住民の屈辱に耳を傾けられたこと知り、ギブオン人の立場に立ってこのできごとを処理した。
4. ギブオン人の要求は何でしたか。それに対してダビデはどう応答しますか(5~6節)。ダビデがこのような選択をしたとき、政治的に見てどのような問題点があり得るのか、考えてみましょう。 -> ギブオン人は、サウルが同族のいのちを無念に奪った事件について、サウルの子孫の血による解決を望んだ。彼らの要求を聞き、ダビデはその子孫を引き渡した。本文のできごとは、ダビデの統治初期のできごととされている。そうであるとすると、ダビデは、かつてのサウルの追従者たちに、サウルに対する復讐をしていると誤解される恐れもあった。しかし、ダビデはこれを行うことが神様の御心にかなっていることを示し、サウルとヨナタンの骨を携え、彼らとともに葬ることによって(21:12~14)、このできごとに心を尽くして対処した。
5. 本文のできごとについて、聖書の記者はどう評価していますか。このできごとに対して、ダビデはどのような姿勢で臨みましたか(14節)。 -> このすべてのことが終わった後に、神様はこの国の祈りを聞かれた。言いかえれば、ダビデは無念に流された血の叫びに対する神様の答えを行ったのである。ダビデはこのことを行うにあたって、主導的に命令し、行動した。彼は政治的な身のふりかたや立場にとらわれずに行動したので、神様と人とに十分に誠実さを示すことができた。
6. ダビデは国の回復を望む神様の御心にしたがい、難しい作業を自ら指示して遂行しました。今の時代に、共同体と個人に対し、神様が回復を望んでおられる部分はどこでしょうか。そのことのために、私たちは今日、どんな準備ができるでしょうか。
|
|
|
目録
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|