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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2013-04-30 |
2013年 5月号 3週次 |
365qt |
2076 |
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5月 19日 GBS サムエル記第二20章4~13節 報復する者
1. ダビデはベニヤミン人シェバの反逆の知らせを聞き(1節)、アマサを呼び、ユダの人々を招集する責務を彼に負わせます。一時期、ダビデを大いに脅かす敵だったアマサが、なぜこのような重役を任されたのでしょうか(4節、参照/19:13)。 -> ダビデはアブシャロムの軍団長だったアマサに処分を下さず、軍団長に任命するという包容の姿勢をみせた。これは、サウルに追われていたときから王位に就くまで、ダビデが一貫して守ってきた姿勢だった。
2. アマサはダビデの命令をどのように遂行しますか(5節)。 -> アマサはダビデの信任を受け任務を遂行しに出かけたが、責務を忠実に果たせなかった。
3. アマサが遅れると、ダビデはどのような対策を打ち出しますか(6節)。 -> ダビデはアマサを待つ一方で、アビシャイにシェバを追うように命じる。シェバが城壁のある町に立てこもり、そこを要塞にした場合、もっと大きな災いをもたらす恐れがあったためである。
4. 本文でダビデが見せる慎重かつ迅速な対応は、この事件がそれほど重大なできごとであることを示しています。一方、ダビデの戦略的対応には、重要な人物がひとり抜けています。それは誰ですか。そして、彼の気持ちはどうだったでしょうか。 -> ヨアブはアブシャロムとの大戦で功を立てたにもかかわらず、その功績を認められなかった。むしろ、ダビデがアマサを包容して起用したため、ヨアブは軍団長の地位をアマサに引き渡すことになってしまうところだった。彼は、ダビデの考えを理解できず、アマサが罪の償いをするどころか、良い地位に就いたことに内心では不満を持っていたはずだ。
5. 結局、ヨアブはどのように行動しますか。このできごとから、ヨアブのどのような面をみることができますか(8~10節、参照/3:27)。 -> ヨアブは過去にも、自分の弟のアサエルを殺されたことで、ダビデが受け入れたサウルの将軍アブネルを突いて殺した。今回のできごとも偶発的な事件ではなく、恨みを捨てきれない彼の性格を垣間見れる。
6. ダビデとヨアブは生涯同志でしたが、ふたりは異なる姿の人生を歩みました。ヨアブはダビデに負けない功績を残した将軍でした。しかし、彼は自分の性格を変えられませんでした。今日、私たちが結ぶ人間関係は、どの方向に向かっているでしょうか。人間関係で、自分が赦しにくい、受け入れにくいと思う人や状況に見舞われたことはないでしょうか。振り返ってみて、ともに分かち合い、神様の助けをいただきましょう。
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目録
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