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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2013-02-28 2013年 3月号 5週次 365QT 2127
1. ダビデがアモン人の王ナハシュの死に際して弔意を表するために派遣した家来に対し、新しく王となったナハシュの子ハヌンはどんな判断と行動を取りましたか(3~4節)。彼の政治的、外交的な決定について、どのように評価できますか。
-> ダビデはナハシュにも真実を尽くし、その子ハヌンにも同じ原則で接しようとしたが、ハヌンは愚かなつかさたちの言葉に耳を傾け、自分の父の弔問に訪れたダビデの家来たちのひげを半分そり落とし、その衣を切って尻のあたりまでにしてひどく辱めた。政治的にはつかさたちの間違った助言に耳を傾けたという点で、外交的には強力な軍隊を持つダビデの家来を辱めたという点で愚かな選択をしたと言える。

2. ダビデは家来たちが辱められたという知らせを聞いて、どのように反応しましたか(5節)。戦いに慣れていて勇敢なダビデがこのような反応を見せた理由は何でしょうか。
-> 怒ってすぐにアモン人を打つこともできたが、彼はとりあえず自分の家来たちを気遣うという選択をした。愚かな者たちに感情的に対処するより、落ち着いた対応をするのが正しいと考えたのだろう。

3. ダビデを辱めて戦いを仕掛けたアモン人は、イスラエルの軍隊を迎え撃つためにどのように対処しますか(6節)。その軍隊の構成員を調べ、彼らの軍事的な選択について、それぞれ自分なりに評価をしてみましょう。
-> アモン人はイスラエルの軍隊を迎え撃つために兵士を雇ったが、ベテ・レホブのアラム人とツォバのアラム人の歩兵2万人、マアカの王の兵士1,000人、トブの兵士1万2,000人を雇い入れた。数はかなり多いが、こうした様々なバックグラウンドを持つ軍隊ではきちんとした命令体系を整えることができなかったため、結局はばらばらになってしまった。

4. ダビデの将軍だったヨアブが考えた戦術は何で、彼が最終的により頼んだのはどこでしたか(9~12節)。少数の精鋭と、残りの兵を分けた理由は何だと思いますか。ヨアブの戦術と信仰について、どう評価することができますか。
-> ヨアブは少数の精鋭を選んで雇われたアラム人を撃ち、残りの軍隊は自分の兄弟アブシャイの手に託してアモン人に立ち向かわせた。数は少なくても、勇敢な精鋭なら忠誠心のないアラムの雇われた兵がいくら多くても十分に撃ち破ることができ、比較的数の多かったアブシャイの本隊の兵力で、数で劣勢のアモン人を十分に撃ち破ることができると考えたはずだ。ヨアブは敵を正確に把握して知恵深く対処しただけでなく、神様の助けに徹底してより頼んだ。

5. 政治、外交、軍事のすべての面で愚かさをさらけ出したアモン人を相手にしながらも、落ち着いて緻密に対処しただけでなく、神様により頼む態度も持ち合わせたダビデとヨアブの姿から、私たちが気付くことは何だと思いますか。それぞれ自分の考えを分かち合ってみましょう。

6. それぞれの置かれた状況を振り返りながら、世の中の愚かな態度のせいで経験する困難にはどんなものがあるか話してみましょう。そして、それに対してダビデとヨアブのように知恵深く、そして信仰によって対処する方法は何か、分かち合ってみましょう。

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