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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2023-04-17 2023年 5月 3週次 365qt 97
2023年5月GBS3課
サムエル記第一31:1〜6
最後まで使命を全うしよう

イギリスのエリザベス2世は、第二次世界大戦の英雄だったウィンストン·チャーチルをはじめ、なんと15人もの首相とともにイギリスを治めた有名な女王です。 エリザベス2世は70年以上女王の座を守っただけでなく、逝去する2日前まで公務をこなし、任された使命を誠実に遂行しました。若かりし頃、「私の人生が長くても短くても、私は一生、人々に仕えていくことを、皆さんの前で誓います。」と告白した通り、人生を終える直前まで新しい首相を任命し、女王としてすべきことを全うし、多くの人々から尊敬されました。 このように神様の使命のために生きるクリスチャンなら、エリザベス2世が示した人生の歩みを見て、チャレンジを受けなくていけません。 今日のみことばを通して、使命に生きるクリスチャンが見せるべき人生の態度とは何か、一緒に考えてみましょう。
1.ペリシテ人たちがイスラエルと戦ったとき何が起きましたか(1〜2節)。
-ペリシテ人がイスラエルと戦ったとき、イスラエルの人々は逃げてギルボア山で刺されて倒れました。そしてサウルの息子ヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュアが殺されました。

2.戦いに負け、重傷を負ったサウルはどんな選択をしましたか。サウルと一緒にいた道具持ちはどうなりましたか(4〜5節)。
-サウルは道具持ちに自分を殺してくれと頼みます。道具持ちは非常に恐れて、その気になれませんでした。それでサウルは自ら剣を取り、自害します。これを見た道具持ちもサウルの後を追い、自害します。

3.神様がサムエルを通して、油注がれ、王となったサウルがこのように悲劇的な結末を迎えることとなった理由は何でしょうか(6節、参照/Ⅰサム28:18〜19、Ⅰ歴10:13〜14)。
-サウル王はアマレクの全てを聖絶しろという神様の命令に従いませんでした。それからも神様のみこころを伺いもせずに罪を犯し続けました。神様は神様が任された使命を全うしなかったサウルは死ぬことになると教えてくださいました。そのみことば通りにサウルだけでなくその息子たちまで悲劇的な結末を迎えてしまったのです。

4.ダビデはサウルとは違い、死ぬそのときまで、王としての使命を全うしました。神様のみこころにかなった者であるダビデが最後まで使命を全うすることができた秘訣は何だったのでしょうか(参照/Ⅰ列2:1〜3)。
-ダビデは死ぬ前にソロモンに遺言を残し、最後まで使命を全うするための秘訣を教えました。ダビデは主の命令を守り、日々主の道を歩めと言います。モーセの律法に記されている通り、主の定めと戒めとさとしとあかしを守れと言います。ダビデが使命を最後まで全うできた秘訣は、やはり神様のみことばに従うことだったのです。

5.最後まで使命を全うできなかったサウルは、ついには神様から用いられない人生を歩むこととなってしまいました。その一方ダビデは最後まで使命を全うしようと努力し、神様のみこころにかなった者となりました。あなたは神様が下さった使命を最後まで全うしようと努力していますか。

6.どんなことがあっても、最後まで神様が下さった使命を全うするために何を決断しますか。分かち合ってみましょう。


エリザベス2世は70年以上女王としての使命感を持ち続け、亡くなる直前まで任された仕事を全うし、多くの人々に感動を与えました。このように最後まで使命を全うする者の姿は、多くの人のお手本となります。サウルは使命を最後まで全うせず、悲劇的な結末を迎えることとなりました。その反面ダビデは使命を最後まで全うしようと努力し、神様から褒められる人生を歩みました。神様の民には王の王である神様が与えて下さった使命を最後まで全うしなくてはいけない聖なる責任があります。
任された使命を完全に全うするためには、日々神様のみことばを覚え守らなければいけません。また、神様のみこころに従い、神様のみこころにかなった者として生きていかなくてはいけません。これこそ神様が望んでおられる聖徒の歩むべき道だということを心に刻みましょう。


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