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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2022-11-30 2023年 1月 4週次 365qt 142
GBS 4課 ガラテヤ人への手紙5:2~12
唯一の真理、妥協しない信仰



スティーブン・ローソンが書いた「妥協のない福音」という本に次のような内容があります。「イエス様は、ご自分に従うとき与えられる報いについて隠されることはない。ご自分の弟子になる代価を下げることはない。もっと多くの人をそこに引き込もうとして、ご自分に従うのに必要な要求事項についても下げることはない。メッセージの強度を緩和されることもない。イエス様は決して浅はかな決断を誘導することはない。」イエス様は、多くの人に自分を信じてもらおうとして妥協するようなことは当然ないのです。クリスチャンはイエス様を自分の救い主として迎え入れて、イエス様のみことばに完全に従うために努力する者たちなのです。あなたは主のみことばに従うことにおいて、現実と妥協している部分はありませんか。パウロの手紙を通して主を信じて従う弟子が持つべき信仰の態度がなんであるかともに考えましょう。


1. パウロはキリストが自由をくださったので、再び奴隷のくびきを負わせられないようにしなさいと言っています。このことを具体化しようとして例にあげられたのが割礼です。パウロはガラテヤ教会の人たちに、割礼を受けたらどのようになると言いましたか(2~4節)。

_パウロははガラテヤ教会のメンバーに対して、彼らが割礼を受けたらキリストがその人たちにとって何の益もない者となると言った。また、彼らがキリストから離れ、恵みから落ちてしまったことになると言った。
-にせ教師たちはガラテヤ教会のメンバーたちに、割礼を通して救われると語った。しかし割礼を通して救いを受けるためには律法全体を完全に守らなければならない。しかしだれにとってもそれは不可能な事である。だから割礼を行って律法を通して救いを得ようとするならそれはつまり、キリストから来る救いの益を失うことになるのである。

2. パウロは、割礼だけでなく無割礼についても言及していますが何と言っていますか。パウロが重要であると強調したのは何でしょうか(6節、参照/ロマ6:11)。
_パウロはキリスト・イエスにあっては割礼を受けたか受けていないかは何の効果もないと言っている。パウロが重要だと考えたのは、キリスト・イエスのうちにあるか、どうかである。イエスのうちにあるなら愛によって働く信仰よって、神に対して生きている者として生きることができるからである。つまり割礼、無割礼が意味を持つのではなく、キリスト・イエスのうちにあるかないかで整理される。
- パウロは愛によって働く信仰が重要であると言った。信仰は生きており、実体のあるもので、愛を通して表現される。つまり信仰は根であり、愛は実である。パウロは割礼が重要なのではなく、愛によって信仰を表現することが重要だという事実を強調している。

3. パウロはキリスト・イエスのうちに住まうことの重要性について語り、パン種に関する問題を教えます。パウロの語る「パン種」の特徴は何ですか。なぜパン種に関する話をしたのでしょうか(9~10節)。
_パン種はパンや酒を造るときに膨らませたり発酵させたりするものである。パン種は少しだけ入れても生地全体が膨らむ。パウロはパン種のたとえを通して、キリスト・イエスにあって生きるのではなく、律法のくびきにつながれた者が教会全体に影響力を及ぼし、全体をかき乱すことになると考えたのである。割礼を伝えることは教会全体をかき乱す行為であると伝えたかったのだ。

4. パウロは自分が割礼を伝えたならば拍がいされることはなかっただろうと言います。パウロが簡単に十字架を伝えることのできる方法があるのにもかかわらず、そうしなかったのはどうしてでしょうか(11節、ガラ2:5)。
_パウロは割礼を教えたならば福音伝道と十字架を伝えることについて妨害されることはなかっただろうと考えた。それでもパウロは割礼を教えなかった。それは真理を彼らのなかに常にとどまらせようとしたことの故である。パウロは簡単で楽な方法を知っていたが、いつわりと妥協せずに自分の使命をしっかり担って最善を尽くした。

5. イエス・キリストを信じて救いの恵みを受けた弟子は、常にイエス様にあって真理に従うために努力しなければなりません。あなたはどのような状況でも現実と妥協せず、真理を握って生きていますか。

6. クリスチャンはイエス・キリストを信じる信仰によって救いの賜物を頂きました。比較できない恵みを受けたのです。私たちが主の子どもとして、愛によって働く信仰を表現し、現実と妥協しない信仰を築いていくために何を決断するべきでしょうか。


真理はどんなものとも妥協することはできません。パウロは「ただ信仰によって救われる」という真理を伝えていると言う理由で迫害されていました。しかしパウロは最後まで現実と妥協することなく真理を伝えるために命すら惜しみませんでした。主のみことばを守りつつ従うことは時として辛く大変なことかもしれません。簡単な道があるのに、遠く険しい道を回り道しながら歩むように感じることもあります。しかしただ主のみことばだけが唯一の真理であり、イエス様の完全な弟子は現実と妥協しないで御言葉に従って従順に従うべきです。世は十字架を蔑み、クリスチャンをあざ笑いますが、主が与えられた驚くべき恵みと愛を覚え、イエス・キリストという唯一なる真理に従い、それを伝えていく弟子になりましょう。


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