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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2022-11-30 |
2022年 12月 2週次 |
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GBS 2課 ペテロの手紙第一2:11~21 主のために人生を生きる
スコットランドの牧師、ジョン・ハーパーが、アメリカのある教会に集会を導くために行きましたが、乗ったのはタイタニック号でした。娘とともにその船に乗っていた彼は、船が沈没する危機に瀕した時、娘を救命船に乗せ、自分は船に戻って、人々に福音を伝えました。ほかの乗客に救命胴衣をも譲り、彼は最終的には死に至りました。タイタニック号が沈没してから4年後、生存者の集まりが開かれましたが、そこで、ひとりの人が沈没時のエピソードを語りました。自分が水に落ちて船の残骸に掴まって浮かんでいた時、ハーパーは二度も彼のところに近づいて福音を伝え、それによって自分はキリストを受け入れるに至ったと証しをしました。 このように生存のために奮闘しなければならない状況で、福音を伝えるために自分の自由を用いたハーパーの姿は、私たちに大きなチャレンジを与えます。今日の本文をともに見ながら、聖徒として自分に与えられた自由をどのように用いるか考えてみましょう。
1. ペテロは聖徒たちの人生を何に例えていますか。神様に栄光を帰すために個人的な人生においてどのような基準で生きるようにと言いますか(11節)。 - ペテロは聖徒たちが寄留者であり旅人であると言った。個人的な生活で肉の欲を遠ざけるようにと言った。
2. ペテロは公的な生活においてはどのような基準で生きるように言いましたか(13、18~19節)。 - ペテロは聖徒たちが公的な生活において、制度にならい、主人の性格を問わず、従順な態度で、不当な苦難も主を考えて忍耐するようにと勧めた。
3、 ペテロは個人の生活に節制が必要であり、公的な生活においては従順を基本とするように言いました。ペテロはなぜこのような姿勢を基本とし、神様の奴隷として自由を用いるようにと言ったのでしょうか(15~16節、参照/Ⅰコリ9:19)。 - ペテロは神様の奴隷として仕える者だけが人をもっと獲得できると考えたからである。自分にも自由はあるが、節制と従順を通して人を獲得できるということ、福音を伝えるにおいてもっと力を尽くすことが重要であると考えたのだ。
4. ペテロはキリストがどのような方法を持って聖徒のためにその模範を示されたのだと言っていますか。イエス様はなぜこのような方法で人を獲得しようとされたのだと思いますか(21節、参照/ガラ5:13)。 - ペテロはイエス様は自ら苦難を受け、模範を見せ、人々に従うようにさせた。このようなイエス様の姿を見て、聖徒もこのような人生を生きなければならない。自分の自由を肉の機会とせしてはならない。主がこのような献身の態度を示されたのは、愛をもって奴隷として仕えるならば、より多くの人々を福音に導くことができるからだ。
5.自分に与えられた自由を喜んで福音の召しのためにささげ、節制と従順を実践する生き方をしているでしょうか。
6. あなたの生活で福音のために節制し、従順すべき部分は何だと思いますか。そのために具体的に何を実践することができるか考えてみましょう。
タイタニック号の伝道者ハーパーだけでなく、ペテロ、パウロのような初代教会の数多くの聖徒たちは福音のために自分の自由を権利を差し出した人々でした。福音を通して伝えられたイエス・キリストの犠牲がどれほど大きく、恵みに富んだものかを知れば、福音を伝えるために自分に与えられた自由と権利を用いることは少しも惜しくないということが分かります。神様は聖徒へ福音の恵みを注ぐと同時に、この福音のために生きる使命も与えられました。あなたが福音のために救われる人であるならもっと多くのいのちを救うために喜んで自分の人生の中に節制や従順を実践することができるようにならなければなりません。福音のためにまず苦しみを受けられたキリストと、数えきれないほどの証人に従って、自分の自由を喜んで差し出す弟子になりましょう。
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