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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2022-11-30 |
2022年 12月 1週次 |
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12月
GBS 1課 ペテロの手紙第一 １章１～７節
イエス・キリストを見上げよう
優れた講演者であり、牧会相談者としても知られている、ポール・トゥリップは「聖書で語られている希望は、ぼんやりした、曖昧な願い、道徳的な期待を指すのではなく、生き方の変化を結果で保証する確信に満ちたものである」と言っています。このように聖徒が確信に満ちた期待を抱いて、自信と勇気をもって生きることができる理由は、まさにイエス・キリストという名の希望がその人生を治めているからです。そういった意味で今日の本文でペテロが苦難と辛苦を一身に受けていた小アジヤの聖徒たちに届けた手紙は、本当の希望を与えるのに十分です。ペテロが小アジアの聖徒たちに伝えた慰めの手紙を通して、患難と試練の中でも神様に対して揺るがない希望を持って生きられる恵みを受け取りましょう。
1. ペテロは誰に手紙を書いていますか (１節)。
―イエス・キリストの使徒ペテロはポント、カパドキヤ、アジヤ、ピテニヤに散っていた人々へ手紙を書いている。
2. ペテロは父、子、聖霊なる神様が、小アジヤの聖徒にどのような恵みを注いだと言っていますか(２節)。
-ペテロは小アジヤの聖徒たちは、父なる神である父の予知と御霊の聖めによって選ばれた者たちである。このように、身分の変化はイエス・キリストの血の注ぎかけを通して神の新しい契約の民になったことによる。ペテロは聖徒たちが父、子、御霊の紙によって世の人と区別された存在となったことについて語っている。
3. ペテロが小アジヤの聖徒たちに神を賛美するようにと語った理由は何ですか(3~5節)。
-ペテロが小アジヤの聖徒たちへ神様を賛美するように言った理由は、神の大きな憐みによってイエス・キリストが死んだ者の中からよみがえられたので、私たちが新しく生まれたからである生ける望みを持つようにされたことである。また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようになったからである。聖徒たちは終わりのときに現わされるように用意されている救いを頂く。その時まで神様はその御力で聖徒たちの信仰を最後までしっかりと保ち、守ってくださる。
４、ペテロは聖徒たちへ、試練にどのような態度で向き合うべきだと言いましたか。このような態度を持つことができる理由は何でしょう(6~7節)。イエス様が再び来られるその日に、称賛、光栄、栄誉を得させてくださると言うみことばは、当時の聖徒たちにどのような意味を持って聞かれたでしょうか(参照/ロマ 8：17~18)。
-ペテロは小アジヤの聖徒たちへ試みによってしばらくの間は悲しまなければならないが、むしろ大いに喜んでいると語っている。聖徒たちが喜べる理由は、この地で受ける試みは聖徒たちの信仰がもっと完全で聖く精錬されるのに助けになるからだ。苦難を受ける聖徒たちはイエス・キリストが再び来られる日に神の称賛と光栄と栄誉を受けることになる。
-ペテロは苦難に打ち勝った者たちへは少しの間受ける嘆きや絶望とは比較にならない栄光が与えられるので忍耐するようにと語っている (参照/ロマ8：17~18)。また、聖徒たちのために苦しみを受けられたイエス様は私たちを捨てられないことを覚えよう。そして再び来られるその日には、イエス様は、忍耐して信仰生活を生き抜いたことを見てくださるので勇気を出そう。
勇気をもって忍耐しながら信仰生活を送った時、神様は最高の称賛と報いを下さることを知っているので、すべての試練を忍耐することができる。
５、パウロは小アジヤの聖徒たちに対し、生きた希望であるイエス・キリストを見上げ、信仰を失わず、苦難の中でも喜んでいるようにと言います。あなたは人生の辛い瞬間の中で、神様の守りと生きた希望であるイエス・キリストを見上げ喜ぶ人生を生きていますか。
6. 私たちの生きた希望であるイエス・キリストに感謝し、苦難の中でも喜んで生きるために自分に必要なものは何か考えて分かち合いましょう。
ペテロは小アジアの聖徒たちのことを旅人と言っています。この地での旅人としての人生は試練と苦難の連続ですが、試練に打ち勝った聖徒たちは再臨のときに神様から称賛と光栄と栄光を受けることになります。ですからこの地上で信仰を守り生きて行く聖徒たちは、生きた希望と相続を心に抱き、神様が御力を持って守られる事実を覚えなければなりません。忍耐を尽くして生きて行く小アジアの聖徒たちへ、ペテロの手紙は世のどんな慰めと励ましより重要で価値のあるものです。この地に生きている私たちにとってもペテロの手紙が与える慰めと励ましは同じように適用されます。聖徒として、生きる希望であるイエス・キリストを見上げ、苦難の中でも神様の守りを信じて喜んで生きて行きましょう。
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目録
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