Korean | English | Japanese     
   
 
 
    Home > 小グループ聖書勉強のガイド    
 
Go and Make
disciples
of all nations!
   
 
  国際弟子訓練院
  弟子訓練とは
  弟子訓練 α&Ω
  セミナー
  図書及び資料
  掲示板
小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2022-03-04 2022年 5月 4週次 365qt 151
マタイの福音書5:21~26
イエス様の愛によって平和を成し遂げる
예수님의 사랑으로 화평을 이루라
車を運転する人は運転をするとき、いつもより神経が敏感になるものです。運転中に発生する失敗は小さな失敗であっても命まで失うことになりかねない大事故につながるかもしれないからです。それで運転する人は、他の人が運転が下手なのを見て、怒ることすらあります。このように人はある状況においては人に対して怒りを感じ、自分が感じている怒りは当然の感情であると考えやすいものです。しかし本文でイエス様は兄弟に向かって腹を立てるなと言われます。今日の小グループでの分かち合いを通して、「兄弟に向かって腹を立てるな」というイエス様のみことばの意味を深く黙想し、クリスチャンは兄弟にどのように接するべきか考えてみましょう。

말씀의 씨를 뿌리며
1.ユダヤ人たちは殺人を犯した者にどのような処罰が与えられると学んでいましたか(21節)。


_ユダヤ人たちは「人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない」と聞いてきた。彼らは殺人をしたらさばきを受けるという教えを文字通りそのまま受け取っていた。だから彼らは肉体の殺人だけを犯さなければさばきを受けないと考えた。


2.イエス様はどのようなものがさばきを受け、ゲヘナの火に投げ込まれると言われましたか。イエス様はこのみ言葉を通してユダヤ人たちが何を悟るようにと願っておられたのでしょうか(22節、参照/創9:6) 。

_イエス様は兄弟に向かって腹を立てる者はさばきを受け、兄弟に向かって「脳なし」と言うような者は最高議会に引き渡される、「ばか者」と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれると言われたユダヤ人は「殺してはならない」という戒めを文字通り受け止め、自分たちは十戒の第6戒を守っていると考えていた。しかし、イエスは単純に、人を物理的に害することだけでなく、怒りや軽蔑、悪口によって誰かの心を傷つけるというようなことをするだけでも、それは殺人と同じ罪であることを語られた。神のかたちに造られた人は、世の何より尊く、美しい存在であるからだ。だからイエスは他の人を無視し、蔑視しながらも、自らを義人であると考えている者たちは、第六の戒めの本当の意味が「いのちの尊重」というところにあるということに気付くよう、願われたのである。

3. イエス様は聖徒が祭壇に供え物をささげる前に、何をしなければならないと言われましたか。供え物をささげるに先立って兄弟と和解せよというみことばはなぜ語られたのでしょうか(23~24節、参照/Ⅰコリ8:11~12)。


_イエス様は祭壇に供え物をささげるとき、兄弟に恨まれていることを思い出したなら、供え物はそのままにして、行って兄弟とまず仲直りをするようにと言われた。兄弟に対して腹を立て、その心を痛めつけた者は殺人を犯したのであり、そのような者は聖なる神様の前で完全な礼拝をささげることができないからである。イエス様は「私」だけでなく、「私の前にいる兄弟」のためにも死んでくださった。だからもし私たちが兄弟に罪を犯し、その心を痛めたのであれば、その罪はつまりキリストに犯したものとおなじである。したがって、聖徒は、神様を礼拝し、供え物をささげるという行為より前に、兄弟に謝罪をし、和解をするべきなのだ。それは、いのちを生かす神様との関係を回復することであるからだ。

4.イエス様は自分を告訴しようとする者と一緒にいるとき、何をせよと言われましたか。またそのように勧められている理由は何でしょう(25~26節)。

_イエス様は自分を告訴しようとする者とともにいるなら、早く「仲良くなりなさい」と言われた。ふたりがある問題によって互いを憎み、敵対関係になって、さらには法廷での争いにまで発展したのなら、裁判の席に着くまえに、早く和解するようにと言われたのである。これは兄弟を憎む思い、つまり、殺人の心を一日でも早く捨てるようにとのみことばである。またふたりの間の問題が解決しないならば、結局誰かが、牢に入りすべての罪の値を支払わなければならないようになる。これはつまり神様のさばきを受けるに至るということを意味している。

5.イエス様は神様のかたちに造られた兄弟に対して腹を立てるなと言われ、愛と寛容を示すようにと教えられました。あなたは兄弟に向かって憎しみやねたみではなく愛と赦しと和解を通して平和のために力を尽くしていますか。


6. 神様は律法を通して神を愛し隣人を愛するようにと教えられました。そのようにして「いのちの尊重」と強調されました。互いを信じられず、憎み、怒りが蔓延しているこの時代に、イエス様の愛にならって、いのちを尊重し平和を成し遂げるために具体的に何を実践するべきでしょうか。分かち合いましょう。

삶의 열매를 거두며
ユダヤ人たちは兄弟を憎み、侮辱しながらも自分たちは第六の戒めを正しく守っていると考えました。しかしイエス様は彼らに向かって、いのちを尊重するようにと教えられ、兄弟を愛し、平和を成すことは神様のみこころであることを教えられました。世に生きているなら、自分を怒らせる人もいますし、自分に損害を与える人もいます。また常識では理解しがたい人にも出会うでしょう。私たちはそのたびに、その人を愛でつつみ、和解のために力を尽くさなければなりません。なぜなら、彼もまた神のかたちに造られた者であり、イエス様がその人のためにも十字架で死んでくださったからです。イエス・キリストの愛は決して自分の力では実践できません。十字架の主を仰ぎ見て、主を仰ぎ見て主の御思いで愛し、平和を成し遂げいのちを生かすイエス・キリストの弟子となりましょう。

目録