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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2022-03-04 |
2022年 5月 2週次 |
365qt |
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マタイの福音書1：18～25
従順の人生がなぜ重要か
마음의 문을 열며
「愛の原子爆弾」という別名を持つ、ソン・ヤンウォン牧師は、ハンセン病の患者たちの膿を直接自分の口で吸い取ってあげるほど、愛をもって彼らに仕えました。それだけでなく、自分の実の息子たちを殺した少年を赦し、養子として迎えたという驚くべき愛も見せました。彼はふたりの息子の葬式で、「ふたりの息子の殉教によって無数の天国の子らが生み出されることを信じているので 、私たちの 神様に感謝します」と言いました。彼は人間的に受け入れられないと思えるようなことを神様に従う思いをもって、受け入れたのです。そして彼は、その別名のように、爆発的な愛の模範を人々に示しました。マリヤの夫であるヨセフも理解できないメッセージに従順に従った人でした。今日の本文を通して、聖徒が理解できない願いにも信仰によって従うとき、神様は驚くべきわざを行ってくださいます。そのことをともに見てみましょう。
말씀의 씨를 뿌리며
1. マリヤが身重になりイエス様を身ごもったのはいつのことですか。そのことを知ったヨセフの反応はどうでしたか (18～19節)。
イエス様はマリヤとヨセフが婚約してまだ共に住んでいないときに、マリヤの胎に宿った。
自分の婚約者であるマリヤが、まだ結婚生活を始めていないのにみごもったことをしったヨセフは、マリヤと静かに別れ、内密に去らせようとした。
2. ヨセフがマリヤとの婚約を解消し「内密にさらせ」ようとしたのはなぜですか。ヨセフは初め、イエス様の出自についてどのように考えたと思われますか (参照/申22：23～24)。
当時、婚約は結婚とほぼ同じような拘束力を持っていた。婚約の当事者たちは、貞操の義務を持っていた。その義務を守れないならば殺されることもあった。これは律法の条項にもあることである 。
ヨセフはマリヤを愛しており、婚約していたが、マリヤの妊娠の知らせを聞いてマリヤが貞操を守れなかったものと判断し、婚約関係を破棄しようとした。それだけでなく彼が彼女を内密にさらせることにしようとしたことは、律法の基準の通りマリヤを処罰することなく、最大限の憐みの措置をとろうとしたものと考えられる。
ヨセフは、マリヤの妊娠が貞操を守れなくて起きた者と考えたので、初めはイエス様を自分の血統から出たものと考えなかったことが分かる。
3. 神様の使いはヨセフに何と言いましたか。マリヤの妊娠の知らせを聞いたヨセフの初めの反応を思いだしてみましょう。神様のみことばに従うために、ヨセフはどのような代価をはらったと思いますか(20節b、24～25節)。
神様の使いがヨセフに現れて、このことは聖霊によるものであると語った。そしてヨセフにマリヤを迎えるようにと言った。この言葉は、マリヤとの婚約関係を断たず、彼女とその胎に宿っている子どもまでを自分の子として迎えるようにとの意味である。
マリヤの妊娠の知らせを聞いて、婚約関係を静かに断とうとしていたヨセフの初めの反応を考えるとき、彼は律法を守る者でありながら、同時に憐れみの心も持った人であったことが分かる。主の使いの言葉を聞いて、マリヤが貞操を守れなかったのではないということは分かったが、自分の血を引いているのではない子どもと妊娠した婚約者を受け入れるということは、律法から見ても、人間的な感情から見ても理解しがたい部分が多くあったことだろう。しかし彼は聖霊によるものであるということを信じ、みことばにしたがってマリヤを迎えた。マリヤを迎えた後、イエス様が生まれるまでの間、自分の妻を知ることがなかったということは、彼が、決して普通ではないと言える結婚を、従順によって決断したということを意味している。人間的な愛の感情を超え、従順を示したのである。
4. ヨセフの従順を通してどんな預言が成就しましたか。神様は人間的に理解しがたいことばに従順に従ったヨセフの信仰を通してどんなことを成し遂げてくださいましたか (参照/イザ11：10、創22：18)。
マタイの福音書ではイエス様の系図を紹介しつつ、イエス様を「ダビデの子孫」として記録している。今日の本文、２０節では神様の使いがヨセフに夢で現れて、彼のことをダビデの子と呼んでいることを見ると、ヨセフがみことばに従ってマリヤとイエス様を受け入れることによって、物理的な血縁関係がないイエス様がダビデの子孫となり、これによってイザヤが与えたメシヤがエッサイの根から出るという預言が成就したことを見ることができる
イスラエルの先祖であるアブラハムもまた、人間的には従いにくい、難しい主からの命を受けた。彼が自分の息子をささげ物としてささげよという命令に従ったとき、神様は、その子のいのちを守ってくださっただけでなく、彼によってすべての人に与えられる祝福のわざを成し遂げてくださった。ヨセフとアブラハムだけでなく、ホセアやペテロ、多くの信仰の先人たちは人間的に理解しがたい難しい命令に従順に従い神様の栄光を表した。
5. 人間的な理解を超えた従順を通して神様の驚くべきわざが成就し、神様が世界、諸国を祝福される恵みが成就しました。あなたは人間的な理解を超えた従順を通して、神様の恵みを味わい、楽しんで生きていますか。
6.自分の感情とその時代の常識にだけ頼っていたら、あなたの理解できる範囲の従順だけをするようになってしまいます。感情や基準を超えて従う思いをもって決断しなければならないことは何でしょう。ともに考えてみましょう。
삶의 열매를 거두며
ソン・ヤンウォン牧師がふたりの息子の葬式の後、養子として迎えた子と向き合って座り、食事をするとき、若くして亡くなったふたりの息子を考えて、感情的に受け入れがたい瞬間が幾たびもあったと言っています。それでも、家族みんなが信仰の決断をともにし、従順に従い、二年後のソン・ヤンウォン牧師の殉教の時にはその養子となった息子が喪主となり葬式を執り行いました。その後も一生を家族の一員として過ごしたそうです。神様は私たちの常識と感情にマッチする命令やメッセージだけを語られるのではありません。むしろ理解できない命令やメッセージに従う信仰を通して神様の栄光がこの地に表されるのです。あなたが理解できないことにも従うようにとのメッセージが与えられる時、アブラハム、ホセア、ヨセフ、ソン・ヤンウォン牧師といった数多くの信仰の先人たちのように、自分の常識や感情を超えて従い、そのことによって神様の栄光と祝福を経験する弟子となりましょう。
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