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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2022-02-21 2022年 3月 4週次 365qt 167
詩篇119:67~72
苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした

歴史上偉大な音楽家のうち一人として数えられているベートーヴェンンは28歳であった1798年から聴覚に問題が生じました。時間が経つにつれ彼はもっと耳が聞こえなくなっていきました。遺書を書き残すほどに死を意識し、苦しみの時を過ごしました。ベートーヴェンはほぼ耳の聞こえない状態になったとき、驚くべき告白をしました。「神様、感謝します。これからは、私に、心で聞くことのできる耳、魂で聞くことのできる耳を与えてください」と。ベートーヴェンに苦しみがなかったならば、彼が作った不朽の名作が生まれることはなかったかもしれません。すべての人は苦難に会います。しかし人によって苦難に立ち向かう態度という者は違います。神様が苦難を下さる理由は何でしょう。聖徒は苦難をどのように見なければならないでしょうか。苦難に対する詩篇の記者の告白を黙想し、苦難に対する聖徒の態度について考えてみましょう。


말씀의 씨를 뿌리며

1.詩人は自分の変化について告白しています。彼が変えられたきっかけは何でしょう。どのような姿に変えられましたか(67節)。
_詩人は間違った道を歩んでいた。その時彼は苦難に会った。それを通して詩人は主のみことばを守って生きるようになった。詩人は苦難に会う前 (before)と後(after)で、はっきり違った人生を生きるようになった。

2.主のおきてや律法を守ると告白した詩人は、今どのような状況に置かれていますか。自分を攻撃する者たちをどのように表現していますか (69~70節)。

_詩人は傲慢な者たちが偽りで自分を苦しめると言い、彼らの心は脂肪のように鈍感であると言っている。まるで体に脂肪が厚くついているように、彼らの心も肥大して、真理と悟りが響かず、神様の御言葉に従わない様子を表現しているのである。傲慢な者たちは神様のみこころと無関係に生きており、自分が人生の主人だと思ってその人生を歩む。神様の御言葉を悟るどころか、何も感じない。


3.詩人は苦難が自分の人生にどのような影響を与えたと言っていますか。また、おきてを学ぶことは益になると言っていますが、その理由は何だと思いますか (71節、参照/ 시 119:105)。

詩人は苦しみに「会ったことは、私にとってしあわせでした」と告白している。詩人はもともと、「あやまちを犯」す人物であった(67節)。道に迷い、どう歩むべきかを知らず、自分が行きたいとおりに歩んでいた。彼は自分が間違った道に歩んでいるのかどうか知らなかったが、苦しみを通して自分が歩んでいる道がどんな道であるのかを知った。苦難を通して神様を見上げるようになり、 神様のみことばが自分が行くべき方向であるということを知るに至った。なぜなら主のみことばは暗闇の中で迷う者たちのともしびとなり、見えない道を照らす光であるからだ。

4.苦難を通った詩人の優先順位はどう変わりましたか。神様のみことばについては詩人の態度は苦しみを受ける前 (before)と後(after)、どのように変わりましたか (72節、参照/ Ⅱテモ 3:16~17)。




_詩人は間違った道を歩んでいた。世の豊かさを神様のみことばよりも愛していたようだ。しかし苦しみを受けてからあとは、彼の優先順位は完全に変わった。世の数多くの金や銀よりも主の御口のおしえ、神様のみことばがもっとまさっていると思うようになった。詩人は苦しみを受ける前にも神様のみことばを聞いていた。しかし御言葉がただ知識としてとどまっていただけであり、彼は世で価値あるものを追求し、神様のみこころを知ろうとはしなかった。しかし苦しみを通って、神様のみことばが真理であることを悟った詩人は、御言葉が与える教えと戒めと矯正と義の訓練に耳を傾け、もっと完全な姿に、良いわざに励むようになったのである。

5.詩人は苦難を通して主のおきてを学んだと言っています。このように聖徒は苦難に込められた神様のみこころを悟り、主のみことばに耳を傾けなければなりません。あなたは自分の前に置かれた問題を見つめ、そこから語られる神様のみこころを探っていますか。



6.主のみことばが数多くの金や銀よりまさるという詩人の告白が、自分の告白にならなければなりません。あなたが日々経験している数々のことを通して主のおきてを学び、主が喜ばれる人生を生きるため、何をすべきでしょうか。


삶의 열매를 거두며

C.S.ルイスは「苦しみは神様の拡声器である」という言葉を残しています。人が誤った道に進んでいる時、神様が苦難という拡声器を通して私たちに神様のみこころや思いを伝えて悟らせてくださるからです。詩人の告白のように苦難はしあわせなのです。苦難を通して主のおきてを学び、罪から離れ、自分中心の生き方から、神様中心の生き方へと変化させられるからです。苦難に直面するとき、あなたはそれにどう向き合いますか。苦難の道は辛く、できれば避けて通りたいという思いを誰もが持ちます。しかし神様のみことばを見上げ、苦難のトンネルを通過するとき、前よりももっと完全な姿に変えられ、良いわざを行うことのできる力を持つことができるのです。世の何よりも主のみことばに価値があると告白し、主のみこころを求めることができますように。

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