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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2022-02-21 2022年 3月 2週次 365qt 166
ヨシュア 23:1~11
人生の戦いのさなかにあって、休息を得る方法

마음의 문을 열며
イギリスの哲学者トーマス・ホッブスは、彼の著書『リヴァイアサン』で、この世での生活を「万人の万人対する闘争」状態として見ています。人間は生き残るために絶えず互いに競争しながら生存のために戦うという意味です。彼の言葉の通り、この地で生きていれば戦いは果てしなくあり、戦わなければならない対象も常に登場するという思いになるときがあります。戦闘状態ともいえる絶え間ない戦いの時間の中で、クリスチャンはいつ、どのように休息を得たらいいでしょう。ヨシュアの時代、イスラエルの民もカナンの数多くの民族と国々と戦いながら、いつも戦っていました。彼らはどのように休みを取ったのでしょうか。休むときには何に注意しなければならないでしょうか。人生の戦いのさなかで、クリスチャンはどのように休息を得るべきかについて考えてみましょう。


말씀의 씨를 뿌리며
1.老齢になっていたヨシュアが全イスラエルを代表する指導者たちを呼んで説教を始めたこの時について、どう描写していますか。当時の状況を描写する表現から、イスラエルの周囲の状況がどのようなものだと察することができるでしょうか (1~3節)。
- 1~3節/ 主が周囲のすべての敵から守って、イスラエルに安住を許されて後、多くの日がたち、ヨシュアは年を重ねて老人になっていた。
ヨシュアは全イスラエル、その長老たちや、かしらたちや、さばきつかさたち、およびつかさたちを呼び寄せて彼らに言った。「私は年を重ねて、老人になった。
あなたがたは、あなたがたの神、主が、あなたがたのために、これらすべての国々に行ったことをことごとく見た。あなたがたのために戦ったのは、あなたがたの神、主だからである



- ヨシュアは彼の老年にイスラエルの指導者たちを呼んで説教を始めた。聖書の著者は、当時の状況を神様が「主が周囲のすべての敵から守って、イスラエルに安住を許されて後、多くの日がたち、」(1節)と表現している。
-まず「周囲のすべての敵」という表現から、イスラエルのこれまでの状況は、敵が多くおり、常に危険が身の回りにある状況であったことが分かる。しかし感謝なことに神様が絶えず戦いの中で、直接イスラエルのために戦ってくださった。これからはイスラエルに安住を与えようとされていたことも分かる。

2. イスラエルに「安住を許された」というのはどういう意味でしょうか。イスラエルが周囲の敵の中にあっても休むことができるというのはどんな意味でしょうか (1、4~5節)。
-神様がイスラエルを「すべての敵から」守って安住を与えられたというのは、その語感から、敵たちから苦しめられる状況から、また敵との戦いから距離を置くことができて休息を得たという意味に解釈される。ここにはヘブル語の「ヌアフ」という単語が使われており、これは「定着する」「居場所を決める」という意味が含まれている。
-つまり神様が イスラエルに安住を与えられたというのは、荒野での流浪の時代を経て、カナンに入って来て多くの民族と国々を相手にして絶え間ない戦いをしていたイスラエルが、これからは神様の恵みによって、自分たちの住むべき土地を確保し、居住することができるようになったという意味である。神様がイスラエルのために主自ら戦われ、ヨルダン川から日の入るほう(地中海)まであった、強大な国々を追い払い、その領土を イスラエルに与えられた。

3. ヨシュアは神様の恵みによって安息に至ったイスラエルの民へ、何に力を尽くすように言いましたか。また何をしたらいけないと言いましたか。ヨシュアがこのように話した理由は何だと思いますか (6~7節、参照/ ヨシ 17:13)。


-ヨシュアはイスラエルが 「安住を許されて後、多くの日がた」った後にも「右にも左にもそれ」ず、断固としてモーセの律法を守り行うようにと命じた。また彼らの中に残っているカナン人をまねて偶像に仕えてはならないと警告した。ヨシュアがこのように語った理由は、出エジプト以降、イスラエルの民は異邦人たちと入り混じって偶像に仕え、神様の怒りを経験したという過去があったからである。イスラエルは、多くの戦いに勝利し、カナン人を追い出せるほどに強くなった後にも、相変わらず彼らを完全に追い払わず、イスラエルの中において奴隷として彼らを使った。危険要素はイスラエルの中に残っていたのである。 イスラエルが断固として律法を守ろうとしないならば、彼らはすぐに危機に陥ってしまう可能性があった。

4. ヨシュアは休んでいるイスラエルのが戦いで勝利できる秘訣について、何だと言いましたか(8、 11節)。その理由は何でしょう (10節、参照/ 申 32:30)。
-ヨシュアはイスラエルが絶えず敵との戦いにおいて勝利するためには神様にすがらなければならないと言った。また十分に気を付けて神、主を愛しなさいと命令した。それはイスラエルも強大な民族となって、休息を得るだけの状況になったとは言え、彼らの周囲の敵は相変わらず多くあり、強大であり、戦いも終わったわけではないので、イスラエルは確実なh総理のために神様により頼まなければならないということである。神様が助けて下さらなければ、少数であるイスラエルは、大多数である敵に勝つことはできない。しかし神様が助けてくださるならば、一人が千人を追うという(10節)、驚くべきわざが起こる。これは神様の民がモーセの時から一貫して経験してきていることである (申 32:30)。

5. 周囲の敵でいっぱいの戦いの場所の中でも、休むことができる秘訣は、この戦いを主導しておられる神様にすがり、愛しているというところにある。あなたは神様の国に入るまで この土地の絶え間ない戦いの中、神様にすがり愛することに全力を尽くしていますか。

6.神様はご自分をより頼む民に休息を与えるだけでなく、千に打ち勝つ奇跡も与えられる方です。あなたが戦わなければならない戦いの場所はどこでしょうか。考えてみましょう。神様が与える驚くべき休息と勝利を味わうために決断すべきことは何かともに分かち合いましょう。

삶의 열매를 거두며
ひとりが千人を追うという表現は、単純な数値的な能力を表現するだけのものではありません。一対千よりもっと大きい比率になる、「ふたりが万人を敗走させた」
ということばのように、聖書には小さな人が多くの敵を相手にするという表現が頻繁に登場しています。神様の民は、小さな人が多くの敵を相手にしなければならないといった状況に直面することが時々あります。そのような時、世は数値でその能力をはかって、勝利の可能性を予測しますが、神様の民は全然違う基準で勝利を予測します。聖徒の唯一なる勝利基準、神様にすがることを通して、人生の戦いの現場にぶち当たるとき、多くの敵の中でも主にある休息を得て、勝利を得る主の弟子となることができますように。

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