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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2021-10-28 2021年 12月 1週次 365qt 275
コロサイ人への手紙 1:18~23
信仰の土台の上に固く立て

家を建てるのに良い土台を選ぶとき、地盤が固いかどうかをまず確認しなければなりません。地盤が堅固であれば基礎を立てることも基礎を作ることも容易く、排水もうまく行きます。その反面地盤が弱いと水はけが悪く、雨が少しでも降ると土地が液状化してしまいうため、家を建てるのに適切ではありません。信仰生活もこれと似ています。今日の本文でパウロは信仰の土台の上に固く立って、福音の希望から揺らがないための方法について話しています。この時間、パウロがコロサイ教会の聖徒たちに書いた手紙の内容を詳しく調べながら、世の誘惑と試みにも揺るがされない信仰の土台を築くための地ならしに必要なことは何かともに考えてみましょう。


1.パウロはコロサイ教会の聖徒たちにイエス様をどのように紹介していますか。イエス様が死んだ者の中からよみがえられた理由は何でしょう( 18節)。
-パウロはコロサイ教会の聖徒たちに天地万物の創造主であり、主権者であるイエス・キリストを「教会のかしら」として紹介している。
-イエス様が死んだ者の中からよみがえられたので、イエス・キリストおひとりだけがすべてのことにおいて第一となられた。

2.パウロはイエス様が万物のかしらとなられた理由について何だと説明していますか(19
~20節)。
-イエス様がすべてのものの第一のものとなられた理由は次のようになる。御子なるイエス様のうちに父なる神の本質が満ち満ちた状態で宿っている。父なる神のすべての神の性質の満たしが御子なるイエス様の内に宿っている。それで御子は、すべてのもののかしらである父と同様に、ご自身もすべてものの第一となられたのである。そして御子イエス様は十字架の血によってあらゆるものを父と和解させてくださる。堕落した万物を回復させることは御子なるイエス様の使命である。御子は十字架の死を通してそれを成就させてくださった。御子なるイエス様の死を通して神様と万物は和解できるようになった。
3.パウロは人間のもともとの姿はどのような状態であったと言っていますか。キリストの死によって現在はどんな状態になったと言っていますか(21~22節)。堕落した人間が、聖く、欠けのない状態に変えられ、神様の前に立つようになるということはどのような意味を持つでしょうか。
-パウロは神様と敵であった人間の過去の状態を二つ角度から説明している。
まず第一に人間は心において神と敵となっていたということだ。第二に、人間は悪い行いによって神様から遠く離れていた。神と敵となっていた人間がキリストの死によって聖く傷のない、責められるところのないものとして立てるようになったということだ。
-パウロは堕落した人間がキリストの血によって聖く傷のない民となり、神の前に立つようになるということを強調して伝えている。ここで「立たせてくださる」と書かれているのは、法的な意味を持つ用語であり、「罪を犯した人間を法廷に連れて来る」という意味を持つ。神の前に出てきた罪人が、イエス・キリストの十字架の血によって、今は非難を受けることもなく、傷や欠点もない姿となり、神と和解するに至るということを意味する。

4.パウロはコロサイ教会の聖徒たちに聖く傷のないものとして神の前に立つために、どのような姿勢を持つように言いますか。パウロが聖徒たちにこのような勧めをした理由は何でしょう (23節、参照/マタ7:24~27)。
-パウロは聖徒たちが聖く傷のない状態にとどまるためには、信仰の土台の上に堅く立って福音の望みからはずれないで踏みとどまらなければならないと言った。
-パウロはコロサイ教会の中に、初めにエパフロデトが伝えた福音から離れ、異端の教えに惑わされた聖徒たちがいたことを残念がった。パウロは福音の核心がイエス・キリストであり、自分は福音を伝えるために立たせられた働き人であるという事実を強調し、コロサイ教会の聖徒たちが偽りの教えをしっかり見分け、砂の土台の上ではなく、しっかりした土台の上に福音の家を建て、福音だけが唯一の希望であるということを確信し堅く立つことを願った(参照/マタ 7:24~27)。
5.クリスチャンはイエス・キリストを仰ぎ見、信仰の土台の上に堅く立って福音の希望からはずれることなくとどまらなければならない。あなたは信仰の上に堅く立って福音が与える望みからはずれず信仰を維持できているでしょうか。
6.信仰の土台の上に堅く立って福音の与える望みからはずれることない信仰の態度を維持するためにあなたに必要なことは何でしょう。分かち合ってみましょう。



パウロは、人間の罪によって人は神様と敵対関係になりましたが、教会のかしらであるイエス・キリストの血によって万物が神様と和解する恵みを受けられるようになったと言います。しかしコロサイ教会の聖徒たちは偽りの教えに惑わされ、砂の上に建てた家のような状態になり、信仰が揺らいでしまった。彼らの姿は今日私たちの姿と差はありません。サタンは世のありとあらゆる知恵を用いて聖徒を倒そうとしています。それで聖徒は砂の上に家を建てるように揺れ動く信仰の姿勢を捨てて、丈夫な真理の基礎の上に福音の家を建てなければなりません。福音だけが唯一なる希望であることを確信する時、信仰に堅く立つことができます。私たち皆が福音の核心であるイエス・キリストを仰ぎ見ながら、信仰に堅く立って福音の望みから揺れ動くことのないようにしよう。


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