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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2021-08-04 2021年 8月 4週次 365qt 297
ローマ人への手紙 6:1~14
一致の恵みを喜ぶ姿勢

アメリカの文豪マーク・トウェインの小説『王子と乞食』には、王子エドワードと乞食であるトムが出て来きます。二人は互いの服を取り換えて着て、身分を替えます。急に王子になったトムは身分に合わず、王国でも食べ物をがつがつ食べ、乞食のように行動したので、家来たちは彼のことを気が狂ったと考えてしまいます。クリスチャンはみな、イエス様を通して神様の子という新しい身分を得たのです。しかし新しく得た身分に合わない人生を生き、まるでイエス様を知らない人のように見えてしまうこともあります。本文を通してイエス様が私たちのためにしてくださったことは何か、どのように新しい身分に合う生活を生きられるかをともに考えてみましょう。


1. パウロは聖徒が罪の中にとどまらない理由は何だと説明していますか。聖徒はだれとともに何を受け取ったと説明していますか(2~3節)。
-パウロは聖徒たちが罪に対して死んだ者であるので、罪にとどまらないと言っている。
-聖徒たちはキリスト・イエスと継ぎ合わされてバプテスマを受けた者である。イエスの死を通してイエス様と一体になりバプテスマを受けたのである。

2.パウロは聖徒がキリストとともにどのようになったと言いますか。そのようになった理由は何だと言っていますか(4節)。
-パウロは聖徒たちがバプテスマを通し、キリストとともに葬られたと言っている。これは神様がキリストを生かされたように、聖徒も生かし、新しいいのちの中に生かすためであるということだ。

3.パウロは聖徒がどのようなかたちでイエス様と一体になったと言いますか。聖徒がイエスと一体になった姿は何と同じようですか(5節、 参照/エペ 4:15、コロ2:19)。
-パウロは私たちがイエス様の死にあずかり、同じようになったと言い、イエス様の復活のような形でキリストとつぎ合わされていると言った。
-イエス様と一体になることは、頭であるイエス様につながり成長する体になることと同じである。頭と有機的に一体となり、力を供給され頭に従うからだのように、イエス様と有機的につながってイエス様の導きに従うのである。

4.パウロはなぜイエス様と一体になった聖徒に、自分は神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者であると思いなさいと言ったのでしょうか(11節) 。義の器として神に自分自身をささげるということはどのような意味でしょうか(13節)。
-パウロは聖徒たちの身分がどのように変えられたかについて知らせている。聖徒個人個人が自ら自分の身分がすでに転換したということを悟るようにと命じている。聖徒が、イエス様が自分のため死なれたことを認めるなら、イエス様と一致するようになる。個人の罪によって死ぬはずだったその「死」は、イエス様が代わって死んでくださることによって実現し、イエス様の復活によって、聖徒も神様に対して生きた者となるという事実がここで初めて現実になるのである。
ローマの聖徒たちの中に、イエス様と一致して特別な存在になったということを忘れてしまった者たちがいたようだ。パウロはローマの聖徒たちがイエスと一致したという事実悟ることを願った。そしてこの業を通して罪が赦され、新しく生きるようにしてくださった主の恵みに感謝しよう。
-義の器として神に自分自身をささげなさいという話は、主人である神様に徹底的に従う道具(器)として正しいことを行うことに力を尽くす意味がある。




5.聖徒はイエス・キリストと一体になった存在です。イエス様と継ぎ合わされることを通して得た恵みに感謝し、毎日新しい身分に合う人生を歩んでいますか。

6.イエス様と継ぎ合わされた弟子はいつもその恵みを楽しんで生きなければなりません。新しく得た身分に合う生活をするため何をしなければならないか分かち合いましょう。


パウロは聖徒がイエス様と一体になった存在であるという事実を詳しく説明しています。聖徒の古い人はイエス様とともに死に、そしてともによみがえると話しています。パウロの言葉の通り聖徒はイエス様と一体になった者たちです。頭となられたイエス様を通して、新しい身分をいただいたので、神様が全的に自分をささげるべき存在です。このように、イエス様と一体となる恵みを味わう聖徒は、日々新しい身分に合う生活をしなければなりません。神様に自分自身をささげ、徹底してみことばに従い、神様の手に扱われる義の器となり用いられる人生を生きなければなりません。聖徒はイエス様と一体になった者であるという事実を覚え、一体の恵みを味わい、神様に感謝をささげる祝福された弟子になりましょう。


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