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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2021-01-22 2021年 3月 2週次 365qt 64
使徒の働き 16:16~34
苦しみの中でも賛美する理由

使徒の働きには、牢に捕らえられた話が多く出てきます。牢は罪人が捕らえられる場所で、労に捕らえられると自由が統制されます。また心理的圧迫と肉体的な苦痛も伴うことから「牢」という場所は人々に恐れを与えます。パウロとシラスはピリピで福音を伝える中で牢に捕らえられました。使命のために働いているなかで直面したこの状況は、彼らにとっても苦痛を伴うものだったと思います。しかし使徒たちは黙々と恐れを克服し、使命中心に動きます。本文を通して彼らがどのようにして苦難を克服し、自分たちの使命を正しく果たすことができたか、共に考えてみたいと思います。


1.パウロとシラスは祈りに行った途中で、どんな出来事に遭遇しましたか。彼らは、自分たちに向かって「いと高き神のしもべたち」と叫んできた女奴隷に会いましたが、この出来事に遭遇した理由は何だと思いますか(16~18節、参照/マコ3:11~12)。

- パウロとシラスは祈りの場所へ行く途中で、占いの霊につかれた女奴隷に出会った。その女奴隷はパウロとシラスを見て「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、救いの道をあなたがたに宣べ伝えている人たちです」と叫んだ。パウロは占いの霊につかれた女奴隷がそのようなことができないように霊を追い出した。
-占いの霊につかれた女奴隷がパウロとシラスの身分を人々に知らせたのは、福音を伝えることに助けになるかのように見える。しかしパウロとシラスは、自分たちが神のしもべであるという事実を広く知らせたいとは思っていなかった。それはイエス様もご自分に対して神の御子であると叫ぶ汚れた霊どもの口を封じ、戒められた (参照/ 막 3:11~12)。福音伝道のために汚れた霊の助けを受ける理由はなかったからである。神の御子、神のしもべという名が、悪霊の口を通して証明される必要はなかった。いくら悪霊が正しい言葉を言ったとしても、その動機はだましごとや誘惑であるので、そこに利用される必要は全くなかったからである。

2.女奴隷の主人たちは、パウロとシラスを捕らえましたが、それはなぜでしょうか。彼らは何の理由でピリピの役人たちの前にパウロとシラスを訴えたのでしょうか。パウロが自分がローマ市民であることを隠していたのはなぜでしょう( 19~21節、参照/ 使 22:27)。

-パウロとシラスが女奴隷の占いの霊を追い出してしまったので、彼女の主人たちは、自分たちの金もうけの術がなくなったことを知った。それで怒りを感じてパウロとシラスを捕らえ、広場へ引き立てて行った。
- 主人たちは広場でピリピの役人たちの前でパウロとシラスはユダヤ人で、ピリピの町をかき乱し、ローマ人が採用も実行もしてはならない風習を宣伝していると訴えた。これによってパウロとシラスは着物がはぎとられ、むちで打たれ、牢に入れられることになった。
-パウロは、女奴隷の主人たちが訴えた時に自分が「ローマ市民」であると言ったなら、保護を受けることができた。ローマ時代では、階級より重要な実際的な特権は市民権の所有如何にあった。ローマ法によれば、ローマ市民には拷問やむちを当てるなどの行為は不当とされており、反逆罪があったとしても、ローマで裁判を受けることができた。しかしパウロは自分の身分を明かさなかった。おそらくこの場合にはむちを受けて牢に捕らえられることが神様のみこころだと考えていたからだろう。パウロは今の状況を鋭く判断し、聖霊の導きを察し、従ったものと思われる。

3.パウロとシラスは真夜中、牢で何をしていましたか。この後どんなことが起こりましたか(25~26節)。この状況で看守はどのように行動しましたか。パウロとシラスが牢から逃げなかった理由は何でしょう(27~30節)。
-パウロとシラスは絶望的な状況の中でも夜、神様を賛美していました。
-突然大きな地震が起こると、獄舎の土台が揺れ動き、とびらが開き、みなの鎖が解けてしまった。
- 地震で獄舎のとびらがあいているのを見た看守は、囚人たちが逃げてしまったと思って、剣を抜いて自殺しようとした。これを見ていたパウロは急いで自殺を止めた。看守はあかりを取って駆け込んできて、震えながら、パウロとシラスの前にひれ伏した。看守は「救われるためには何をしなければなりませんか」とパウロとシラスに聞いた。
- 神様はパウロとシラスを逃げ出させようとはされなかった。看守の家族を救うためにそうされたのである。あえて牢の中にいさせることによってパウロが福音を伝えることができるように導かれたのである。

4.看守はなぜ自害しようとしたのでしょうか。看守の問いにパウロとシラスはどのように答えましたか。答えを聞いて看守はどのように行動しましたか(31~34節)。
- 当時のローマの法においては、囚人が脱獄したら即刻看守を死刑に処すように定められていた。この看守は、死刑にされるよりは自らいのちを断った方が良いと思った。
- 「救われるためには、何をしなければなりませんか」と聞き、使徒の前にひれ伏した。看守の願いにパウロとシラスは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と言った。
- 主のみことばを聞いた看守とその家族は、その夜、パウロとシラスの打ち傷を洗い、家の者みながバプテスマを受け、一緒に食事をした。

5.パウロとシラスはむちで打たれ、牢に入れられるという追い詰められた状況にあっても、看守の家族を救いの道へ導くことに用いられました。あなたはパウロとシラスのように、思いがけない苦難を経験することになっても、変わらず、使命中心に生きられるでしょうか。
6.福音を伝えるなかで予期せず苦しみにあっても、その中で神様は善をなしてくださいます。苦難の中でも落胆せず、福音の使命を果たしていくためにあなたが取るべき姿は何でしょう。ともに分かち合ってみましょう。

パウロとシラスは苦難の中でも神に喜びの賛美を二度もささげました。一度目は牢において、二度目は看守の家においてです。彼らは福音を伝えることをやめることがありませんでした。むしろ一晩中、主を賛美しながら、この状況を与えた神様のみこころを知ろうとすることに心を尽くしていたのです。このように聖徒は、予期しない苦難に接するときがあります。そのようなとき、福音を伝えることに一生懸命だった自分に、なぜこのような試練が与えられるのかと不平不満を覚えることがあるでしょう。しかしそうであればあるほど、パウロとシラスのように神様だけを賛美しながら、使命中心に生きなければなりません。このようにするとき、神様が願われる弟子としての使命を十分に果たすことができます。使命はただ主が力を下さる時にのみ、果たしていくことができるということを忘れないようにしましょう。


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