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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-09-29 2020年 11月 5週次 365qt 597
申命記 32:45~52
自分の計画と違っていても

私たちは、「いい事がありますように」と誰かに祝福の言葉をかけるとき、それは花びらがいっぱいの美しい道を歩むように、一生幸せでいっぱいであるように願っていますという祝福の挨拶です。しかし世を生きていると花道とは全く違う状況に出くわすことが多くあります。自分の考えとは違った方向に物事が展開するときもあります。それが神様のみこころであるなら、クリスチャンはどのように反応しなければならないでしょうか。特に使命の道を歩むクリスチャンであれば、自分の得になることだけのために花道を選び取って行くことはできません。約束の土地を前にして人生を締めくくらなければならないモーセの態度を見て、信じる者は、どのように生きるべきなのかについてともに考えてみましょう。

1.神様はモーセに何を命じられましたか。彼がどのようになることを語られたのでしょうか(48~50節)。
- 神様はモーセにモアブの地にあるネボ山に登り、イスラエル人に相続地として 与えられるカナンの地を見るように命じられた。そしてモーセがその山で死に、先祖たちに加えられると語られた。


2. 神様はなぜ、モーセがカナンの地に入れず死ななければならないと言われたのでしょうか(51節、参照/民 20:10~12)。
- 神様はモーセがカナンの地に入れない理由について「ツィンの荒野のメリバテ・カデシュの水のほとりで、イスラエル人の中で、わたしに対して不信の罪を犯した」と言われた。カデシュでイスラエルの民は、水がないという理由でモーセとアロンに不平不満を言い、神様はモーセに、岩に命じて水を出すように命じられた。しかし、腹が立っていたモーセは「私たちがあなたがたのために水を出さなければならないのか」と言い、神様が命じられていなかった行動(杖で岩を二度打つ)をし、まるで自分とアロンが奇跡を起こしたかのように見せた。このことの後、神様はモーセとアロンに「あなたがたはわたしを信ぜず、わたしをイスラエルの人々の前に聖なる者としなかった」と言われた。

3.神様がモーセに、彼の死について話す直前、モーセがした事は何でしょう。神様がその瞬間モーセにこのようなことを語られたのはなぜでしょう (45~48節)。
- モーセは神様がイスラエルの民に教え、歌うように言われた歌を歌った(신 32:1~43)。 歌を終えた後モーセは再び民に律法のすべてのみことばをよく守るようにと勧めた。そして再びその日に、神様がモーセにその死について話をされた。神様がその瞬間にこのようなみことばを語られた理由はモーセの役割が「イスラエル の民を出エジプトさせ、カナンの地の前まで導き、彼らに律法をよく守るように教え勧める」その所までであり、モーセがその事実をはっきりと悟ることを願われたからである。

4.神様がカナンの地に入れないモーセに許された一つのことは何でしょう。モーセはその瞬間どのような心を持ったと思いますか(52節)。
-神様は、モーセに、カナンの地に入れないがはるかに眺めることはできると言われた。モーセはおそらくイスラエルの民を荒野に導き、自分も約束の地に入り彼らとともに祝福を味わい、花道を歩む姿を想像し期待していただろう。しかしカナンの地を目の前にしても入れないということでモーセは悔しい思いを持ったかもしれない。しかし自分に与えられた使命を完全に果たしたモーセは、自分は約束の地には入れないが、カナンの地に入ったイスラエルの民が神様だけに仕え、神様が下さる祝福を味わって生きることを、心のすべてをもって希望し、彼らを教えて祝福した。なぜならモーセは自分の思いと神様の計画が違っていても神様の計画が最も完全でよいものだという事実を知っていたからである。それで彼は最後の瞬間まで自分に与えられた使命を果たすことができた。



5.自分の計画通りに物事が運ばない時でも、あなたは神様を完全に信頼する思いを持ち、委ねられた使命に最善を尽くして取り組んで生きていますか。
6.クリスチャンは神様の計画を信じて、そのお方のみことばに聞き従わなければなりません。どのような状況であっても神様を信頼し、委ねられた使命を果たすためにあなたが決断すべきことは何か分かち合ってみましょう。


カナンの地を目の前にしても入れないモーセを見ると人間的な思いでは非常に残念なことです。しかし神様はモーセの使命をモアブの地までと限定されています。そのあとはヨシュアを通して神様は働かれますが、それらすべてのことは神様の計画でした。この事実を知ったモーセは、自分はカナンの地に入れないが、イスラエルの民には律法を守ることを勧め祝福します。このように神様は私たち皆に対して、それぞれに合う計画を持っておられ、民の全員が神様の御心に従順に従うことを願われています。私が直面している状況が、自分の考えと違っていても、神様の御心を完全に信頼し、今日ゆだねられている使命を喜びをもって担い従う主の弟子になりましょう。

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