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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-09-29 2020年 10月 2週次 365qt 70
申命記 19:1~13
逃れの町を与えられた理由

刑法では犯罪の成立を判断するためには三つの要件が確認される必要があります。犯罪の構成要件に該当する行為があったかどうか、その行為が違法であったかどうか、最後に、責任の有無が確認された後、犯罪の成立が判断されます。しかしこの過程で、犯罪行為に対する故意について確認することも重要です。なぜなら故意であったかどうかによって法の適用 が違ってくるからです。このような過程はモーセが生きていた時代にもありましたが、神様がこのような法の規定を置かれた理由は何でしょうか。本文を通して考えてみましょう。




1. モーセがイスラエルの民に命令した内容は何でしょうか。このような命令を下した理由は何でしょうか(1~3節)。

- モーセはイスラエルの民に神様が相続地として与えられた地を三つの区域に分け、各区域で町を一つずつ構成するように命令された。
- すべての殺人者がその町に逃れることができるためであった。

2.殺人者が逃れて生きることができる場合というのはどんな場合ですか (4節)。三つの場所に逃れの町を作った目的は何でしょう(6~7節)。
- 殺人者が、区別された逃れの町へ身を避け、いのちを永らえることのできる場合は、何の原因もなく、意図せずに人を殺してしまった場合である。
- 逃れの町が一つしかない場合、そこまで行く道が遠すぎて、行く途中で被害者の家族が追って来て、打ち殺すようなことがあるかもしれないので、三つの場所を備えたのである。

3.モーセは逃れの町に故意で殺人した者が来た時、どうするように命じましたか(11~13節)。またその人たちを報復する者たちの手に渡すとき、どのような手続きを踏むよう言いましたか(参照/民 35:30)。
- モーセはイスラエルの民に既存の三つの町以外に、他の三つの町を作るように言った。モーセは神様が相続地としてくださったカナンの地では、罪のない人が殺人罪を着せられて死ぬことが無いようにし、殺人罪の責任を負うことのないようにするためであった
-故意に殺人を犯した人が逃れの町に身を避けるならば、殺人者を憐れんではならず、彼が住む町の長老たちが人を送り、彼を引き出し、血の復讐をする者の手に渡して殺されるようにする。
- イスラエルの指導者である長老たちは故意に殺人をした者に対する判決は慎重にしなければならないので、ひとりの証人では効力がなく、二人か三人の証人による証拠が必要とされた。裁判の規定に合わせて、司法的手続きを別途取り、故意に罪を犯したという事実が明らかになった場合、有罪を確定した(参照/民 35:30)。


4.逃れの町に入ることができるか、そうでないかを判断する重要な基準は、故意であったかどうかで判断されます。神様はなぜこのことを重要に考えられたのでしょうか(参照/民 31:35)。
- 神様が故意であったかどうかを重要なこととして見られた部分は殺人という出来事と同じくらいの重みで、それを行なった人の意図を見ておられたということである。民 35:31を見ると、故意で殺人を犯したものには、逃れの町で保護を受けることはできない。神様は、いのちを金の代わりにすることはできないとされた。なぜなら神のかたちに造られた者を殺したので、それは重い行為であるため、ただいのちはいのちによってのみ贖うことが可能である。このように神様が逃れの町を造られた目的は他の人に害を加えようとする悪い心で殺人した人は徹底的に罰せられなければならないが、そうでない人に保護を与えることも共同体の役割であるということを知らせるためであった。だから結果だけに偏らず、起こっている出来事や行動にこめられている意図を正しく把握しなければならない。もし自分の中にこれを区分できる目がないなら、結果だけですべてのことを判断せざるを得ず、殺気に満ちた世を渡って行かなければならないことになる。

5.神様は心に隠れた意図に従って判断されます。あなたはうわべでは、そんなそぶりを見せていないのに、心の中では誰かを恨み、その人に悪いことが起きるように願うなどしたことはありませんか。

6. 神様は私たちが故意でなくした行動については、赦すことを願っておられます。相手が過失によって犯した行動について、赦すために、どんな努力をしなければならないか考えてみましょう。

神様が逃れの町を与えられた理由は、罪のない血を流さないためで、罪を容認するためではありませんでした。逃れの町は報復ではなく、贖いを与える意味でイスラエルの民に与えられた神の愛が込められている制度です。このことで、人が不当な処罰を受けることは無いようにされており、過失を犯した者たちを守ろうとする神様の心を確認することができます。それでクリスチャンはこのような神様の心を理解し、自分の心が間違った方向に行かないように自分を制御することができなければいけません。自分のうちに故意に、人に危害を加えようとする心があるならすぐさま立ち返りましょう。ほかの人の失敗について寛容に許す心を持つことにより、私たちに逃れの町を与えられた神様のみこころに合う生活ができるよう願います。

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