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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-07-14 2020年 8月 2週次 365qt 455
コリント人への手紙第一 1:26~31
私は何を誇るのか

就職活動をする青年たちは、学歴や語学力、資格、様々な経験を積むことに多くの時間を費やしています。これは世から求められる能力と知識を兼ね備えれば、自分の価値が高くなるという考えから始まっています。このような姿はパウロが生きていた時代においても別段違うところはありませんでした。当時コリント教会の聖徒たちは世的な知恵に陥り、大衆から自分がどのように認められるのかということに焦点を合わせて生きていました。パウロは聖徒たちに世の知恵を誇らず、神様が願っておられる人生の姿を持つことを求めます。このみことばを通して私たちが持たなければならない姿は何か、私たちが誇るべきことは何かともに調べてみましょう。

1. パウロは、神様がコリント教会の聖徒たちを始めて召された時、彼らがどんな姿であったと話していますか(26節)。
- コリント教会の聖徒たちが初めて召された時、世の標準から見て、知恵のある人は多くなく権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはなかったと言っている。


2.パウロは神様が世の愚かな者と弱い者を選ばれ、どのようにしようと願っていると言いましたか。パウロがコリント教会の聖徒たちにこのような言葉を宣言した理由は何でしょう(27~28節)。
- 神様は、知恵のある者たちをはずかしめるために世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために弱い者を選ばれたのだとパウロは言った。このようなことばをパウロが言った理由は、事実コリント教会の聖徒たちの中には知恵のある人も多くはなく、権力のある人も多くはなく、身分の高い者も多くなかったが、このような人たちを用いて世とは違う神様の基準で彼らをたてあげようとされる事実を悟らせるためだった。


3.パウロは神様がこの世の取るに足りない者や見下されている者を選ばれた目的について何と言っていますか。「神の御前でだれをも誇らせないためです」(29節)の意味は何ですか。
-神様の前で世の見下されている者、取るに足りない者、「ない者」を選ばれた理由は
だれをも神の御前で誇らせないためだった。世の基準で立派な人は、知恵と影響力と富と実力を持った人である。しかし神は世で無視されている人たちを選び、救いの奥義を見せられ、彼らを通して神の栄光を現わされた。だからパウロは神の前でだれも自分の世的な知恵を誇ることなく、神の富を受けたという事実を誇るように言われたのである。

4.パウロはコリント教会のどんな問題のため、主にあって誇るように強調しましたか(参照/Ⅰコリ1:12~13)。パウロはクリスチャンが誇るべき知恵について何だと説明しますか(30節、参照/Ⅰコリ1:23)。
-パウロの意図は、コリント教会の党派(パウロ派、アポロ派、ケパ派など)を導く指導者たちが、世の詭弁論者のように自分自身に関心を引こうとするのを止め、世と教会で、神様が救ってくださったことを完全に認めさせるためにこのことを語った(参照/Ⅰコリ1:12~13)。指導者たちは、自分の能力と知恵を誇ったが、本当の知恵はキリストのうちにある。ユダヤ人たちはキリストをつまずきと見て、ギリシャ人たちは愚かだと思ったが、私たちが誇らなければならない知恵はまさにキリストである(参照/Ⅰコリ  1:23)。彼は神様から来て、私たちの知恵と義と聖さと贖いになられたからである。

5.私たちが誇るべき知恵はただイエス・キリストしかありません。あなたはイエス・キリストだけを誇るための生活の姿を完全に持っているでしょうか。
6.主を完全に誇るため、自分の生活の現場で変えなければならない姿があるとすればそれは何か点検してともに分かち合ってみましょう。

神様が用いられた人たちは大部分弱い人たちでした。世の基準で高い評価を受けられない人たちでした。しかし神様は世の弱い者たちを選び、強い者たちをはずかしめました。それで神の子らは世の知識を蓄えて誇る人生を捨てて、イエス・キリストだけを誇るために力を尽くさなければなりません。はっきりとした事実は、神様がこのような人を選び、もっと尊く用いられるということです。人の存在の根源が神から始まり、イエス・キリストだけが、誇るべき唯一の知恵であるということを完全に悟ることができますように。

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