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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-05-27 2020年 7月号 3週次 365qt 435
申命記 10:1~13
変わらない神様のみこころ

「初志貫徹」とは、「初めに立てた志を最後まで守り通すこと」です。この言葉は主に「終始一貫」という肯定的な単語としても用いられます。これらが肯定的な意味で用いられる理由は、他の人へ安定感と信頼を与えるためです。真実なる神様は常にみことばを通して一貫性をもってご自分のみこころを成就して行かれます。ですから神の民は真実なる神様が宣言されたみこころを知ることに常に集中しなければなりません。今日のみことばを通して、変わることのない神様のみこころが何であるかを共に調べてみましょう。


1. 神様がモーセに再び造らせた石の板はどのようなふうでなければなりませんでしたか。モーセはこれをどのように行いましたか(1、3節)。
- 「前のような石の板を二枚切って造り」(1節)、「私は…前のような石の板を二枚切り取り」 (3節)
神様は再び造った石の板が初めのものと同じものでなければならないと言われた。モーセはそのままそれに従い、初めのものと同じように石の板を造った。

2.神様が再び造った石の板に書いてくださったみことばはどのような内容でしたか。石の板を新しく作った理由は何ですか (2、 4節、参照/申 9:16~17)。
-
神様は再び造った石の板に書くみことばが、初めの石の板に書いたことば (2節)と同じであることを語られた。

- 形と内容が同じ石の板を新しく作った理由は、民たちが神様に罪を犯し金の子牛の偶像を崇拝する姿を見たモーセが、石の板を民の前に投げて壊してしまったからだった。


3.神様が初めと同じ、二個目の石の板をくださったのはなぜでしょう。「それはそこにある」の意味は何でしょう(5、10節)。
―神様が石の板を再びくださったのは、神様のあわれみと慈しみの表現である。モーセが石の板を壊したことは、モーセが40日、昼夜神様の前で過ごし、神様のみこころをだれよりもよく知っていたので、神様の怒りを代弁する行為であった。しかし神様が再びモーセを呼んで、初めの石の板を与えた時と同じように、もう一度40日昼夜を神様の前で過ごさせ、全く同じかたちと内容の石の板をもう一度作ってくださったことは、民の罪を忍耐し、彼らを滅ぼすことはしないというあわれみのみこころの表現であった。民は神様に仕えて、偶像にも仕えるといった見境の無い行動をしたが、神様はそのような民に対しても、変わらない姿を見せてくださった。そして、神様の変わらないあわれみは、モーセが民に説教している時から現在の時点まで(5節)、継続的に注がれている。

4.神様がイスラエルの民に石の板を与えた具体的な目的は何ですか。彼らに願われることは何でしたか (12~13節、参照/出 24:12)。
- 神様が石の板を与えた具体的な目的は民を教えるところにあった (出 24:12)。
神様は民が神様のみことばを通して教えられ、これを通して神様を恐れ、神様の命令を行い、神様を愛し、仕えて、神様が下さった幸せを味わうことを目的とされていた。そのみこころは民が堕落したからといって変わることはなかった。

5.あなたは変わらない神様のみこころの従って、持続的にみことばを通しての教えを受けて生きていますか。
6.神様を恐れて従順に従う幸せな人生を生きるために、自分の中に変えられるべき姿があるとすればそれは何でしょう。

神様のかたちの通りにつくられた神の子らは神様の御姿に似せられて行かなければなりません。神様はご自分の一貫して真実なるご性質をその民にも同じように求められました。そして神の民がみことばの教えを受けて、変わることのない神様のみこころを知って、変わらない態度でそのみこころを成し遂げて行くとき、神様が下さる本当の祝福をいただくようになります。もし自分の一貫性のない姿によって、これまで神様のみこころをしっかり守ることができなかったとしても、がっかりせずに、神様の変わらないあわれみに頼って、もう一度神様のもとへと歩み出てください。真実なる心で神様のみこころを完全に守ろうとする信仰の子どもになりましょう。

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