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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-05-27 2020年 7月号 2週次 365qt 598
申命記 8:11~18
主なる神様を覚えよ

人は忘却の生き物と言われています。時間が過ぎれば多くの部分を忘れるようになります。ですから、人は重要なことを忘れないようにするために、記憶することのできるシステムを備えていなければなりません。モーセは40年間の荒野の生活を終えて、約束の地カナンへ入るイスラエルに、「主を忘れることがないように」と念を押して命じています。これに従ってイスラエルは、主なる神様を忘れないように、神様の命令を完全に記憶できるシステムをつくらなければなりませんでした。今日の本文を通して、人が神様の恵みを忘れず、完全に記憶しようとするなら、何を肝に銘じなければならないか、共に考えてみましょう。

1. モーセはイスラエルの民に何を命じましたか(11節)。

- モーセはイスラエルの民へ主の命令と定めを掟を守らず、主なる神を忘れることがないように注意しなさいと命じた。
2.モーセはイスラエルの民がこの後カナンでどのような生活をするようになると言っていますか。その場所の環境によって、どのような副作用が生じる可能性があると心配していますか(12~14a節)。
-約束の地カナンに入れば立派な家を建てて住み、食べて満ちたり、牛や羊の群れ、銀や金が増すだろうと言っている。
-モーセはカナンの豊かな生活によってイスラエルの民の心が高ぶって、神様を忘れるのではないかと心配している。

3.モーセはこのことを防止するため、何を覚えるようにと言っていますか。モーセが荒野の生活について話した理由は何ですか (14b~17節、 参照/申 1:30~31)。

-モーセは主なる神様はイスラエルをエジプトの奴隷であったところから解放してくださった方であるという事実を覚えるように言っている。そして主なる神様は荒野の40年間、燃える蛇とサソリがいる危険な荒野で、イスラエルの民を守って下さり、水のない渇いた地を通るとき、硬い岩から水を出し飲ませてくださった方であるという事実を覚えるように言っている。
- モーセはイスラエルの民の傲慢が視野を遮って、神様を見上げることができなくなることを知っていた。イスラエルの民は、自分が富んでいることを、自分の力のためだと考えたかもしれない。だから神様がイスラエルの民に与えられた荒野での40年間の奇跡のわざをもう一度語ったのである。モーセは神様が荒野の40年間の旅程の間父が自分の子どもを抱くのと同じように、イスラエルの民を抱いてくださって、導いてくださることを告白している(参照/申1:30~31)。私たちが高ぶらないようにする秘訣は、神様が私たちに行われた恵みのわざをもう一度思い返すことによって謙遜になることだ。


4.モーセはイスラエルの民が主なる神を忘れるならどんなことが起こると警告していますか。恐ろしい結果を強くはっきりと語っている意図は何でしょう( 19~20節)。

-モーセはイスラエルの民に主なる神を忘れ、他の神々に従って行き、その神々に仕え、拝むような事になれば、必ず滅びると警告した。そしてこの前に滅亡した民族のようにイスラエルも滅亡すると言った。

-約束の地カナンに入ったら、もう雲の柱、火の柱はなく、マナもない。イスラエルの民が神様の恵みを覚え生きることは、信仰の戦いともなりうる。このことはすべてのクリスチャンにとって重要な意味がある。だからモーセはイスラエルの民に神様を覚えなければ、前に神様に滅ぼされた民族のように、滅亡の道に歩むことになるという事実を強く語っているのである。モーセはイスラエルの民に、成功は滅亡の道ともなりうるという事実を知らせたいと願ったのである。

5.あなたは荒野のような世で、あなたを導く主なる神様を忘れずに生きていますか。

6. 神様の恵みを忘れることより危険なことはありません。神様の恵みを覚えて生きるために何を決断すべきなのか考えてみよう。

人間は神様の恵みを忘れる瞬間、傲慢になります。ですからモーセはイスラエルの民にカナンの地に入っても荒野で生活した40年間、彼らを導かれた主なる神様を覚えて生きるようにと命じています。モーセの勧めは今を生きるクリスチャンにも非常に重要です。聖徒は毎日神様のみことばを覚えて神様の恵みのうちにとどまらなければなりません。平安の祝福はもちろん苦難の時にも、私たちと共におられる神様の愛と、注がれる恵みを見て、この事実を伝えなければなりません。この方法だけが神の民として、神様のみこころを忘れず、そのみこころに喜びをもって従順に従って生きることができる唯一の道です。

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