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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-05-27 2020年 7月号 1週次 365qt 474
申命記 7:1~11
神の民らしさを守れ

「神の民らしい」という言葉は「神様のご性質をそのまま兼ね備えた者たち」という意味で、このような人たちを通して、神様がどのようなお方なのかが伝わるようでなければなりません。しかし神の民らしさを守り続けて行くということは易しくはありません。世の数多くのことが神の民らしさを保てないように、ずっと妨害し、誘惑してくるからです。このような状況にもかかわらず、クリスチャンは神の民らしさを守るため、どのような努力をしなければならないか本文を通して考えてみましょう。

1.主なる神様は、モーセを通し、カナンの地を占領している先住民をどのようにすると言っていますか。また、イスラエルの民はどのような態度で彼らを迎え撃つべきだと説明されていますか(1~2節)。
- モーセは神様がイスラエルの民のためにヒッタイト人、ギルガシ人、アモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人をカナンの地から追い出されると宣言した。
-モーセは彼らを滅ぼさなければならず、彼らとどのような契約も結んではならない、あわれみを示してはならないと宣言した。

2.モーセは神様がカナン族との婚姻を禁じた理由についてどう言っていますか(3~4節)。
-モーセは彼らと婚姻関係を結んではならないと言い、その理由については、イスラエル人の息子を誘惑し主を離れさせ、他の神に仕えるようにさせるからだと言っている。

3. モーセは神様がイスラエル人をどのように考えておられると宣言しましたか。神様がイスラエル人に、このみことばを与えられた理由は何ですか(6節、参照/出19:5~6)。
- モーセは神様がイスラエル人を聖なる民として見ておられることをはっきりさせている。イスラエルの民が神様の栄光のために、神様が全的に、区別されているということを意味する表現である。したがってイスラエルの民は、神の民らしさを守るためにも、カナン人とはどのような関係もむすんではならないのであった。
- 神様は、出エジプトして3カ月になった年に、シナイの荒野でイスラエルの民が神様に属しているという事実を知らせてくださった。すでに神様の大きな計画図の中では、イスラエルは聖なる民として神様が直接選ばれていたので、彼らは祭司の国としての使命と、聖なる民らしさを持続的に守って行かなければならなかった。出エジプト二世代は、先に、出エジプト一世代が結んでいた約束をカナンに入って守らなければならなかったので、もう一度約束の重要性について語りつつ、このようなみことばを与えたのであった。


4.モーセはイスラエルの民へ主なる神様をどのような方として紹介していますか。なぜ神様のご性質について具体的に語っているのでしょうか(9~10節)。
- モーセは主なる神様を信頼すべき神として紹介し、神様を愛し、神様の戒めを守る者へは先代まで恵みの契約を守る方、また愛のお方であるということを宣言している。また、主なる神様は自分を憎む者へは報いを与え、滅ぼされるお方であるということが宣言されている。
-モーセが主なる神様のご性質について具体的に述べた理由は、約束の地に入った後、出エジプト第二世代が神様の民らしさを忘れないでいなければならないことを周知させるためであった。神様を愛し、戒めを守る者のためには、神様が契約を行われるが、そうでない者については、いますぐにでも、報いられるお方であるということを知っていてこそ、イスラエルの民がカナンに入っても神様の民らしさを完全に守ることができると考えたからこのように述べた。

5.私たちは主なる神様が選ばれた「主の聖なる民」である。あなたは神の聖なる民として、神の民らしさを世にあらわし、日々、区別された者として、聖さを守り通すために最善を尽くして努力していますか。
6.神の民らしさを完全に守り抜くため何を捨て、何をつかまなければならないでしょうか。ともに考えてみましょう。

神の民らしさを守ろうとするなら、自分が「神の聖なる民」であるという事実を必ず覚えていなければなりません。「聖なる民」は「神様の栄光のために全的に区別された者」ということです。このように聖なる民として召されたクリスチャンへは、世と区別されるための断固とした態度と姿勢、神の民らしく生きようとする根気や真実さがなければなりません。神様は状況と関係なく、その真実さを世の中にあらわしてくださいます。それで神様に召された民、遣わされる弟子である信仰の子どもたちは、世と区別されるために、神の民らしさを失わないために最善を尽くさなければなりません。世の誘惑にたやすくながされる弱さと罪は断ち切って、大胆に立ち向かって勝利する神の民らしさをあらわしていきましょう。

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