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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2020-05-27 |
2020年 6月号 2週次 |
365qt |
489 |
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申命記 3：1～11
やがて味わう恵みを期待せよ
ジョン・パイパーは自分の著書『将来の恵み』で「過去の恵みは将来の恵みが十分であるということを裏付ける神の保証である」と言いました。すべてのクリスチャンが、神様が与える将来の恵みに期待できる理由は、神様が過去にくださった恵があふれているからです。モーセはカナンで生きるイスラエルの民でバシャンの王オグとの戦いを思い起こさせ、将来の恵みを期待するようにと言いました。バシャンの王との戦いについて書かれている内容を調べ、神様が将来与えられる恵みが何であるかを共に考えてみましょう。
1.イスラエルがヘシュボンの王シホンとの戦いで勝利した後、敵対した者は誰でしょう。彼らはイスラエルとどこで戦おうとしましたか(1節)。
-イスラエルはヘシュボンの王シホンとの戦いで勝利した後、ガリラヤの湖の東に位置したバシャンに上った。ここで統治していたバシャンの王オグは、バシャンの南の境界、エデレイでイスラエルと戦うために兵力を集めた。
２． ヨシュアがバシャンの王オグの軍隊を見て恐れたイスラエルに対して語った言葉は何でしたか。バシャンとの戦争の結果はどのように現れますか( 2～4節)。
- エデレイで自分たちと戦うために待ち構えていた姿を見て恐れたイスラエルに対して神様がバシャンの王オグの軍隊を恐れてはならないと語ってくださった。
-バシャンとの戦いの結果はイスラエルの勝利で幕を閉じた。神様はシホンを退け、その土地を占領したように、バシャンの王オグと、その民をすべて渡してくださり、ひとりも残されることはなかった。イスラエルが取らなかった町は一つもなく、すべて奪った。取った町は六十にもなった。
3. モーセはバシャンの王オグとの戦いで勝利したイスラエルが占領した町の人達と、奪略した物をどのようにしましたか。イスラエルの民がバシャンの王オグが支配していたヨルダンの東側の地域を占領したこのことは何を意味していますか( 6～7節、参照/申 1：28)。
-バシャンのすべての町々を滅亡させたあと、各町の男女と子どもたちも滅ぼした。すべての家畜とその町々から奪ったものはイスラエルの所有物となった。
-ヘシュボンの王シホンとバシャンの王オグが支配していたヨルダンの東側の地域の占領は、重大なできごとで、神様がカナンの地へも同じようにすると言うイスラエルの決意を強化するのに十分であった。モーセはイスラエルの民が勇気を出してヨルダン川を渡るように説得し、敵を恐れず、ただ主なる神様の力だけを全的に拠り頼むように勧めた(参照／申1：28)。
4.バシャンの王オグが使用した鉄の寝台はどのようなものでしたか。モーセが、体格の立派な民族と戦って勝利したという事実を通して、伝えようとしたメッセージは何でしょう(11節)。
-バシャンの王オグはルバイムと呼ばれる巨人部族の巨人であった。彼の背の高さは9キュビト、彼の寝台の長さは9キュビト(4.5m)、幅が4キュビト(2m)にもなる。
-モーセはカナンの地の進入を前にしているいすらえるにバシャンの王オグとの戦争の勝利はイスラエルの力で勝ったものではなく、神様の力によって勝利した戦争であると言うことを宣言した。鉄の寝台を通して見る時、彼の背の高さは少なく見ても3m以上だった。このような大きな体格を持っていたオグも、神様の民であるイスラエルに攻め入って占領することはできなかった。これは私たちにとって、単純に力の論理で説明することできないということを悟らせるものだ。そして私たちの人生にはバシャンの王オグのような強力な巨人のように、私たちが決して打ち勝つことができないように見える状況があったとしても、神様の勝利へと導いてくださったバシャンとの戦争を覚え、神様を信頼し、将来も同じような恵みがあることを伝えている。
5.あなたは、過去に神様が注いでくださった驚くべき恵みを覚え、やがて与えられる恵みを期待して待ち望んで生きていますか。
6. バシャンの王オグとの戦いで得た勝利は、神様がくださったものです。神様があなたにもこれと同じような恵みを注いでくださったのにもかかわらず、将来与えられる恵みを望み見ることができないでいるとしたら、その理由は何でしょう。考えてみて、分かち合ってみましょう。
モーセはカナンに入って、生きるようになるイスラエルの民に正しい信仰生活の秘訣を教えようとされました。神様は荒野での40年の旅程で、神様が驚くべき勝利を与えてくださったように、将来的に入って行くことになるカナン地でも、神様の驚くべき勝利を十分に経験することを願われました。私たちの人生でも、イスラエルの民が経験したバシャンの王オグのように、私たちに敵対する人や、できごとは非常に多くあります。もしこのような状況によって恐れたりがっかりしたりしたことがあったなら、神様が過去にあなたに与えられた恵みを考えてみてください。恐れの対象ではなく、ただ自分のために恵みを与えてくださった神様を考えて、また神様が将来与えられる恵みを期待する心で生きて行く神の子となりましょう。
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目録
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