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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-04-27 2020年 4月号 4週次 365qt 517
4
ヨハネの福音書 13:31~35
新しい戒め、互いに愛し合いなさい

第二次世界大戦中、ナチスの収容所に捕らえられて迫害を受けていたコリ―・テン・ブーム女史は、終戦後、ドイツの地を巡り歩き、キリストの愛を伝えるのに献身しました。彼女は自分を拷問し、姉のいのちを奪ったドイツの看守も赦しました。実にブーム女史が見せた愛を実践することは易しい事ではありませんが、主の弟子であれば、これと同じ人生を生きなければなりません。まさにこのような実践がイエス様が語られた新しい戒めを実践することなのです。本文を通してイエス様がくださった新しい戒めの意味をもう一度よく考えてみて、このことを伝えるため、どのような人生を生きるべきなのか考えてみましょう。


1.イエス様は弟子たちとの最後の晩餐の席で人の子が何を受け、神様は誰を通して栄光を受けると言われましたか(31~32節)。

-イエス様は最後の晩餐の席で語られ、人の子であるご自分が栄光を受けることをお話しになった。そして神様も人の子を通して栄光をお受けになると告白された。

2.イエス様は弟子たちにどのような事実を知らせましたか。弟子たちに「わたしが行く所へは、あなたがたは来ることができない」と言われたのはなぜでしょう(33節)。
-イエス様が、弟子たちはわたしの所には来られないと言われたのは、もうすぐ十字架を負わなければならないが、それまでは弟子たちがともに担えないからである。
3.イエス様が弟子たちに与えられた新しい戒めは何ですか。この戒めを与えられた理由は何でしょう(34節、参照/ルカ 22:24~27)。
-弟子たちはイエス様の前で、誰が一番えらいかということで互いに争う未熟な存在だった。イエス様は弟子たちがイエス様がおられない間にも互いに愛し合うことを願われた。イエス様はご自分が愛した愛を弟子たちが覚え、主を見習う者たちになれるように切に願われたのだ。また、イエス様は新しい戒めを通して弟子たちが主のことを覚えるよう願われた。


4. 世の人が、主の新しい戒めに従う人たちのことをイエス様の弟子として見るようになるのはなぜでしょう(35節)。
-イエス様がともにおられるときには、人々は、だれがイエス様の弟子であるかということについて疑問に思うことはありませんでした。しかしイエス様が世を去られると、彼らがイエス様の弟子だという事実は、彼らの言葉と行動を通してのみ知られるようになります。イエス様がくださった「互いに愛し合いなさい」という戒めを完全に守る人だけがイエス様の本当の弟子の姿として照らし出されるようになるのです。



5.イエス様は弟子たちに「互いに愛し合いなさい」という戒めを与えられました。あなたはイエス様が与えられた新しい戒めを完全に守るため、毎日努力していますか。
6.イエス様が命じられた新しい戒めを守る弟子として生きていくために、どんな努力をするべきかともに分かち合ってみましょう。

イエス様は最後の晩餐の席で、弟子たちが必ず知るべき最も重要な内容を知らせてくださいました。イエス様が十字架を負って、究極の栄光をお受けになられることを語られたのです。そして弟子たちが必ず従わなければならない新しい戒めを与えられました。それで、イエス様の弟子は新しい戒めに従って、周りの人たちを愛し、イエス様が見せてくださった愛を伝える人生を生きるために力を尽くさなければなりません。特にこの一週間、あなたの家庭、教会、学校、会社などで、イエス様のみことばの通りに、互いに愛し合い、互いを立て上げ合って、イエス様の愛をしっかりと伝えることに力を尽くしましょう。イエス様は従順に従う私たちに、驚くべきことを許してくださり、私たちの生活が主の恵みによって満たされるように導いてくださいます。

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