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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2020-04-27 2020年 4月号 2週次 365qt 488
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ルカの福音書 23:32~43
イエス様を信頼した悪人
伝道者の書に「この地上には、善を行い、罪を犯さない正しい人はひとりもいないから。」(伝7:20)というみことばがあります。このみことばによれば、この地上のすべての人は悪人です。イエスを除外したすべての罪を犯したので永遠の刑罰を受けることが相当です。しかし神様はこの地上を創造したときに回復しようとされ、イエス様を十字架で死なせるという方法を選択されました。今日の本文はイエス様が十字架について死なれる直前の場面で、イエス様を苦しめる罪人たちが登場しています。彼らを通して私たちに必要な姿は何か考えてみましょう。

1.イエス様はどこで誰とともに十字架につけられましたか。この事実は何を意味していますか(32~33節、参照/イザ 53:12)
- ふたりの罪人がともに十字架につけられた。ふたりの罪人とともに十字架につけられたイエス様を描写している場面である。イエス様が、逮捕の前に言われていた通りイエス様が罪人たちの内のひとりとして数えられるという預言の成就を意味している。

2.十字架につけられたイエス様を見て、民、指導者、兵士たちはそれぞれどのような反応を見せていますか(35~37節)。彼らの行動を見て、彼らが悪人であるかどうか意見を互いに話してみましょう。
-指導者たちと兵士たちはイエス様をあざ笑い、蔑視していた者たちだった。イエスを真の救い主として認められなかった者たちを、善を行う者だと言うことはできない。彼らも悪人であるという事実に集中し、自由に自分の意見を話してみよう

3.イエス様と一緒に十字架につけられた二人の罪人はどのような反応を見せましたか(39~41節)。そのうちひとりの罪人は、驚くべき信仰の告白をしていますが、彼がこのような告白をした理由は何だと思いますか。
-指導者たちと兵士たちはイエス様をあざ笑い侮辱的な言葉を吐きかけていたが、彼は世論に呑み込まれず惑わしの声に果敢に立ち向かった。イエス様がだれかを救うのに無力な状態に見えていたその時、彼はイエス様を信じた。自分も新しい出発をするには遅すぎる、絶望の瞬間だということを知ってはいたが、主に、自分を思い出してくださいと言って信仰の反応を見せた。
4.イエス様は、自分を思い出してくださいと願った罪人に何と言われましたか(42~43節)。罪人の姿を通して知ることができる事実は何でしょう。
-自分を思い出してくださいというこの告白は、イエス様を主として認めた表現であり、イエス様に対する信仰の告白が彼の罪を解決するという驚くべきことが起こった。
5.私たちもみな、罪を犯した罪人です。しかしイエス様を救い主として認めたので、私たちはみな義人でもあります。ですからクリスチャンはいつもイエス様が救い主であるということを認め、イエス様を信頼したこの罪人のように信仰の告白をしなければなりません。あなたはこのような告白ができますか。
6.どんな状況でも主の御前に謙遜に自分の人生を委ねる信仰を持つために、あなたの内側にも変えなければならない部分はないでしょうか。それについて話し合ってみましょう。

イエス様は罪人たちの間で十字架につけられました。ふたりの罪人のうちひとりはイエス様をあざ笑って否定しましたが、もうひとりの罪人はイエス様の前で謙遜になり、神様が治める国が臨むときには思いだしてくださいと願いました。彼は罪人ではあったがその願いは謙遜になされたものであり、指導者たちや兵士たちと違ってイエス様をあざ笑ったり侮辱したりしませんでした。かえってむしろ惑わしの声に果敢に立ち向かい、イエス様を信頼しました。このように、クリスチャンたちは自分が罪人ではないという勘違いに陥らないよう、神様の恵みによって救われたという事実をいつも覚え、イエス様を完全に信頼しなければなりません。この一週間も、周りの状況とは関係なく、イエス様だけを完全に信頼し生きていきましょう。

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