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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-08-29 2019年 11月号 1週次 365qt 730

ヨハネの黙示録 1:8~20
教会はこの地の希望です

この地には数多くの教会が存在します。パウロは教会を指して「キリストのからだ」と言い、教会はかしらなるキリストの命令に従わなければならないと言いました。しかし残念なことに、教会が生命力を失い、キリストの命令通り生きられないでいる姿をしばしば見ます。光と塩の使命を果たすべき教会が困難に陥っている姿を見るとき、私たちは教会の使命とアイデンティティについて、再度よく考えて見なければなりません。今日の本文を通してヨハネが見たまぼろしを黙想し、私たちが目指すべき教会のアイデンティティと使命をよくよくかみ砕いて考えてみる時間を持ちましょう。

1.ヨハネは自分を誰であると紹介していますか。自分がパトモス島にいる理由については何と説明していますか(9節)。
-ヨハネは「あなたがたの兄弟」、「イエスにある苦難と御国の忍耐とにあずかっている者」と、自分を説明している。彼は神様のみことばとイエス様のあかしとのゆえに、パトモスという島にいると説明している。

2.ヨハネがパトモス島で受けた命令は何ですか。彼が七つの教会に対して、このような使命を受け取った理由は何でしょう(10~11節)。
- ヨハネは御霊に感じ、自分が見た幻を巻き物に書いて、七つの教会(エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデス、フィラデルフィア、ラオデキヤ)に送る使命を受けた。ここでヨハネが七つの教会に、彼の見た幻を送らなければならなかった理由は、七つの教会が地域教会の中で主導的な教会であったからで、七という数の聖書的意味を見るとき、この教会は、その当時、今の世で言うすべての教会を代表するということを暗示するので、ヨハネの幻は必ず、教会に見せなければならなかった。

3.ヨハネは人の子の姿をどのように描写していますか。その目と足と口を表現した姿は、それぞれ何を意味しているのでしょうか(14~16節)。
- ヨハネは人の子に関する幻を説明している。キリストについて説明しているが、キリストの頭と髪の毛は白い羊毛のようで、雪のように白かった。その目は燃える炎のようだった。足は炉で精錬されて光輝くしんちゅうのようだった。その声は大水の音のようだった。その右手に七つの星を持っており、口からは鋭い両刃の剣が出ていた。その顔は強く光り輝く太陽のようだったと描写している。
-その目が炎のようだったとういことは、さばき主としての役割を意味する。またキリストの足についての描写は、教会のなかにもたてあげられて行くことを願う、その方の道徳的純潔の土台について語っているものだ。最後に口から両刃の剣が出ているということは、キリストのさばき主としての役割について語っているものであるが、この剣で教会の不従順と世の不従順をキリストがさばくのである。
4.人の子の右手に七つの星があるということ、また人の子は七つの金の燭台の真ん中にいるという事実が意味することは何でしょう。またこのことから感じることは何ですか。
- ここで人の子の右手にある七つの星とは、七つの教会の使者として、天上の存在(御使い)を意味するという意見に従おうと思う。それならば、この御使いたちによって少し前に、幻が各教会に伝えられるはずであり、はっきりとした事実は、人の子が教会を治め統治するという主権的位置にいるために、終末の時に教会が滅ぶかのように見えるが、決して滅びず、本当の勝利を得るようになるということが分かる。このような内容について、自分の黙想を自然に分かち合わせる。
- 人の子が燭台の真ん中にいるという事を見て、現代の教会が直面している状況は良いとは言えないが、必ず勝利するということについて、各自考えを分かち合おう。
5.人の子であるイエス様を正しく知り、人生を通してそのお方の臨在を継続的に表していくことが、教会とクリスチャンの果たすべき役割です。ならば、自分自身と、属している教会は、イエス様の持続的な臨在を前に敏感に反応するため、最善を尽くして努力しなければなりません。その努力ができていますか。
6.教会は七つの燭台のように、世を照らす役割をしなければなりません。燭台の真ん中におられるイエス様の主権的統治を認め、世を完全に照らすために、自分自身と教会が成すべきことは何でしょうか。


イエス・キリストの右の手にある七つの星と、七つの燭台は、キリストの臨在がある教会を意味し、キリストは聖霊を通して教会に臨在されます。このように、教会はイエス・キリストが臨まれるところであるので、世の希望となり、そうであるから、正しくたてられなければならないのです。足りない部分があったとしても、キリストが教会に臨在されるので、教会は倒れることがありません。主は教会を通して世を変えて行かれます、ですから私たちはキリストのからだである教会が強くされるように、いつも祈らなければなりません。聖徒の祈りを通して教会を回復させてくださる主に期待し、この地の希望である教会が主との関係の帯をしっかり維持し、その機能を果たせるように願いましょう。

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