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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-08-07 2019年 9月号 5週次 365qt 900
コリント人への手紙第二 11:1~15
福音、人生の価値の中心

オペラ『リゴレット』に出てくる「女の心」というアリアは、人の心を「葦」に例え、風に揺れる葦のように心が簡単に変わることを表現しています。人は状況や気分によって心が変わる弱い動物です。状況によって自分の行動を変えたりもし、自分に得になるかを考えてその信念を変えたりもします。時として世の価値観に惑わされて絶対真理である福音を誤った論理に取り換えるという間違いを犯すこともあります。しかし、クリスチャンであるならただ福音に人生の価値の中心を置くべきです。パウロのメッセージを通して 、人生の価値の中心を福音に置くとはどのような生き方をすることなのか考えてみましょう。

1.パウロはコリント教会の聖徒たちに、万一にもどのようなことがあってはならないと心配していると言っていますか(3節)。
-パウロは、聖徒たちが、まるでエバと蛇が誘惑に陥ったように、他の福音を伝える偽使徒たちの策略に陥り、キリストに対する真実と貞潔を離れ、思いが汚されることを恐れている。

2.パウロはコリント教会の聖徒たちのどのような態度を指摘していますか(4節)。



-パウロは聖徒たちがパウロの伝えていない別のイエスを伝える人たちの言葉を簡単に受けていることについて語っている。そして聖徒たちが前に受けたことのない異なった霊を受けたり、聖徒たちが受けたことのない異なった福音を受け入れていることを指摘している。


3. パウロは、自らのことを、人々が大使徒として評価する人たちに比べて劣っていないと言っています。また知識的な面でもまったく劣ることはないと言っている理由は何でしょう(5~6、10節)。
-パウロは自分が持っている「知識」の面でこそ、誰にも劣ることはないと考えていた。このことを強調して主張している。パウロがこのように強調した理由は、パウロが伝えていた「知識」つまり福音が「キリストの真理」であるという事実を人々に思い起こさせるためだった。パウロは真理の「知識」を人々に伝え、その真理がすべての人たちの間で、すべての点であらわされたので、すべての聖徒たちが知っているという事実をもう一度確認させている

4.パウロは、なぜコリント教会に新しく来た働き人に誇る機会、人に認められる機会を断ち切ると言っているのでしょうか(12~13節)。
-パウロはコリント教会に新しく来た働き人が、結局自分たちがキリストの死とであると人々をだますにせ使徒たちであると判断した(13節)。この人たちは自分たちが「義のしもべ」(23節)であると主張しています。パウロは偽りの福音を伝えて根も葉もない話を広めている彼らを完全に追い出したいと願っていた。パウロと同じような身分として認められることを願い、パウロと同じ立場にいようする彼ら(12節)を追い出して、コリント教会の聖徒たちを守り、正しい福音が完全に守られることを願ったのである。

5.あなたはパウロのように神様が自分に下さった福音と教会を守るため、断固とした態度で生きていますか。

6.世が伝える偽りの知識に騙されず、人生の価値の中心を福音とイエス・キリストに置いて、正しく生きるためにどのような努力をしますか。

パウロはコリント教会の聖徒たちに、イエス・キリストの福音を伝えた。値なく伝えられた福音は、彼らの人生を変え、真理に従って生きるようにさせました。しかし、コリント教会の信徒たちは、にせ使徒たちの言葉に捕らえられて、別の福音を受け入れ、パウロの使徒性について疑いました。残念なことに、私たちの姿の中にもそのようなものは見られ、彼らと異なるところはありません。世の価値観にとらわれて、真理のみことばを信頼せず、疑います。しかしイエス様の弟子であるなら人生の価値の中心をイエス・キリストに置き、これを信じ、守るところにすべての力を傾けなければなりません。世の偽りと誘惑を断固として拒み、恵みの福音だけをしっかりと握って生きる主の子どもとなりましょう。

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