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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2019-08-07 |
2019年 9月号 1週次 |
365qt |
699 |
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民数記 35：29～34
聖さを守る方法
聖書で語られる神の国は神の統治と関連があります。特に旧約聖書は神様を王として表現し、創造主としての威厳と権威を強調していますが、これは王であられる神様が世をどのように統治しようとしているのかに重点を置く表現です。今日の私たちに適用する場合、あなたの人生が、全領域において神様の統治の中で歩むものになっているのか、そうでないのか、整理することができると思います。ならば本文で提示されている神様のみことばを通して神様が統治される国を生きるクリスチャンが必ず記憶し守らなければならない法とは何か考えてみましょう。
1.神様は殺人者についてどのようにせよと言っていますか (30節)。殺人者の処罰に必要な証人は最低何人でしょう。このように処理しなければならないのはなぜでしょうか(参照/申 19：15)。
-神様は殺人を犯した者に対して、証人たちのことばに従って殺さなければならないが、ひとりの証人の証言だけに従って殺してはならないと言われた。
-神様は最小でもふたりの証人を求められた。このことは殺人の罪の処罰に慎重さを求められる神様の方法である。
2.神様はのがれの町に避難した殺人者に対してどのようにするよう言っていますか。このように命令されたのはなぜでしょうか (32節)。
-神様は、のがれの町に逃げ込んだ者のために贖い金を受け取り、祭司が死ぬ前に国に帰らせて住まわせてはならないと言われた。
-のがれの町にとどまらなければならない理由について、いくつか解釈が可能である。まず大祭司の死が新しい時代の始まりを象徴するために、これを記念して赦免がなされたとみる説がある。また他の解釈では祭司が犠牲制度を代表する人物だったので、その死が殺人者の罪を贖うものとみなされたというものである。だから祭司の死がイエス様の型だと解釈されもする。
3.神様は神様の民が住む地がどのようになることを禁じておられますか。このように命じられたのはなぜでしょうか (33a、34a、参照/ レビ 17：4)。
-神の民が住む地が汚れてはならない と言われた。
-神様は血で汚れた地に住むことを望まれなかった。人間の血が流れることによって地は汚れるので、血を流したものは自分の民から断たれる刑罰を受けるようになる。神様はこのような 罪によって汚れた所には住まわれないことを語っておられる。
4. 神様は地について語られながら、自分がイスラエル人の真ん中に宿ると言われていますがこれはどうしてでしょうか(34節、参照/出29：45～46)。
- 神様はご自分をイスラエルの民の神としてあらわそうとされてこのような言葉を語られた。これはエジプトで奴隷生活をしていたご自分の民をこれ以上その場所に置いておかず、ご自分が願われる地へと導かれた方がまさにこの神であり、ご自分はこのような導きをもって今後もずっとかかわる神であるということを知らせるためにこのようなおことばを宣べられた。
5.神様はご自分の民の中に住まうことを願われました。あなたは神様が自分の生活の中心に完全に住まうことができるように聖さを完全にまもっていますか。
6.個人、家庭、教会、学校、職場で、神様が願われる聖さを完全に守るため、決断することは何かともに分かち合ってみましょう。
神様は聖い方であるため、神の民と民が住む地も聖くなければなりません。神の民が罪に汚れず、義と愛で武装するとき、初めて神様の本当の統治が成されるようになります。そうであれば、あなたがいる所で、神様の統治が成されているか考えてみる必要があります。今も罪の汚れを清算しておらず、あなたを通して神様の公義と愛が完全に周囲にいきわたらずにいるとすれば悔い改めの場所に早く出て行くべきです。このことを通して神様が願われる聖さで聖さの回復があなたから始まり、あなたのいる場所から始まって完全になされるように願います。
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目録
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