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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2019-08-07 |
2019年 8月号 2週次 |
365qt |
656 |
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民数記 27:12~23 神の霊が留まるところ
ある組織で指導者を選出するとき、その人が適切な指導者であるかについて、多くの論議がなされます。その人の人格、性格、経歴、学力、財産など、様々な基準で判断します。しかし神様が導いていかれる共同体の指導者の資格は、世が求める資質とは違います。神様が望み、求めておられる指導者が備えるべき徳目は何でしょうか。あなたは神様の使命を果たすための準備ができているか、本文を通して調べてみましょう。
1.神様はアバリム山に登って来たモーセに何を命じられましたか。モーセにこのような命令が下された理由は何でしょうか(12~14節、参照/民 20:10~13)。
- 神様はアバリム山に登って来たモーセにイスラエルの子孫に与えたカナンの地を見るよう言われた。その地を見た後に、兄弟アロンのように先祖たちに加えられると語られた。 - ツィンの荒野、メリバテ・カデシュの水による争いが発生したとき、神様がモーセに「岩に命じて水を出す」ように命じた。しかしモーセは杖で岩を二度打つという過ちを犯したので、「神を聖なる者としなかった」と言われた (民 20:10~13)。自分の過った行いによってモーセは約束の地に入れなかった。
2. モーセはカナンに入れないと言う話を聞いた時、どのように反応しましたか。神様に何を求めましたか(15~17節)。 - モーセはすべての肉なるもののいのちの神に、ひとりの人を会衆の上に定め、その人が民に先立って出入りをし、主が彼らを導いてくださるようにと神様に求めた。 - 主の民イスラエルを飼う者のいない羊のようにしないでくださいと願った。
3.神様は、モーセの後継者を立てられる過程に、どのように働かれましたか (18~20節)。神様がモーセに下さった権威をヨシュアに移譲した理由は何でしょうか(21~23節)。 -神様がモーセの後任者を立てられる過程はこのように進行された。モーセに、ヌンの子ヨシュアの頭に按手させ (18節)、祭司エルアザルと全会衆の前で、ヨシュアを立たせ、彼を任命した (19節)。そうした後、モーセの権威をヨシュアに与えた(20節)。 - イスラエルの指導者を立てる方は神様である。神様がモーセに与えた尊厳、つまり、権威をモーセの後継者であるヨシュアに移譲した。モーセが持っていた権威をヨシュアに移譲することにより、イスラエルの民がモーセに服従したことと同じように、ヨシュアに服従させた。
4.神様はカナンの入城を前にしたイスラエルのために新しい指導者としてヨシュアを立てられました。神様が指導者を立てられる基準とその意味は何でしょう(18節、参照/申34:9)。
-人は外面的な容貌や素晴らしい業績、その達成などを見て判断する。神様がヨシュアに見られた決定的なものは彼に「神の霊が宿っていた」という、内面的な部分であった。これは聖霊の感動を受けた者として霊的な知恵と能力が充満した者を意味する (申 34:9)。神様は人を見た目で判断せず、その心の中心を見られる。モーセは、知恵と勇気、実力までを備えたヨシュアに、祭司エルアザルと全ての民が見ている前で按手し、後継者として任命した。
5.神様は霊的感動のある、霊的な知恵と力に満たされた人を指導者として立てられました。あなたは神様の前で用いられる者として準備ができていますか。
6.神様に用いられる人生は、本当に祝福された人生です。神様に用いられるためにあなたの内側に準備されなければならない部分は何でしょうか。ともに考えてみましょう。
神様はモーセの後継者として神様の霊に満たされたヨシュアを選ばれました。彼はモーセのそばで、荒野の40年間、真実なる神様のわざを見てきた者であり、カレブとともに約束の地カナンを征服することができると叫んだ者でした。世では高い学歴、多岐にわたる能力を備えた者が求められますが、神様は、ご自分とともに歩み、本当の交わりを持つ聖霊の人を選ばれます、あなたは神様に用いられる者として準備できていますか。私たちは世の基準ではなく、神様が用いられる人、神様の霊がとどまっている人になるために努力しなければなりません。私たち皆が、神様の御前で用いられるにふさわしい人として完全に建てあげられていくことを願う者となれますように。
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目録
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