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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-08-07 2019年 8月号 1週次 365qt 696
民数記 25:1~18
罪と淫行を根絶せよ

韓国語のことわざに「抜本的に源を塞ぐ」という言葉があります。悪いものの根本的な原因になる要素を完全に取り除き、再び芽を出すことが無いようにするという意味です。このことわざは社会の不正、腐敗と不条理を根絶するために用いられるものですが、私たちクリスチャンはすべての罪に対してこのような態度を見せるべきです。神様は創造の時から今まで罪に対して、はっきりとした態度をとっておられます。特に淫行によって神様との関係が断絶してしまうなら、これよりも悲しむべきことはありません。今日の本文を見ながら、私たちが罪についてどのような姿勢を取るべきかを共に考えてみましょう。


1.イスラエルの民はシティムでどのようなことを行いましたか。「イスラエルは、バアル・ペオルを慕うようになった」というのはどういう意味でしょうか(1~3a節)。
-イスラエルの民がモアブの女たちと淫行をしはじめた。モアブの女たちは自分たちが仕える神にささげ物をするとき、イスラエルの民をそこに引き込んで、ともに偶像にささげた食べ物を食べ、崇拝するようにした。
- バアル・ペオルを慕うようになったというのは、バアル・ペオルと結合したという意味で、文字的には、一緒にくびきを負ったということを意味している。



2.神はイスラエルの民の行為について、モーセを通してどのように反応していますか(3b~5節)。
-神はイスラエルを怒られた。そうして神様はモーセに民のかしらたちを捕らえて、白日のもとに彼らを主の前でさらし者にせよと命じられた。これに対してモーセはイスラエルのさばきつかさたちに、バアル・ぺオルを慕った者たちを殺すように命じた。


3.バアル・ペオルと結合した者たちに対する死刑が行われている中、どのようなことが起こりましたか。このことにアロンの孫、ピネハスはどのように反応しましたか(6~8節)。


-イスラエルの全会衆が泣き悲しんでいると一人の男がミデヤン人の女を兄弟たちのところに連れてきた。この現場を目撃したアロンの孫、エルアザルのこピネハスは、槍を手に持って、その男と女の腹を刺し通して殺した。このことによってイスラエルの中にあった神罰がやんだ。
-イスラエルは偶像崇拝を通して神のねたみを刺激したが、ピネハスがこの二人の人を殺したことで、神の妬みがおさまった。これによってイスラエルに対するさばきがやんだ。



4.神がイスラエルに対するわざわいを止められた理由と、ピネハスに「平和の契約」を与えられた理由はそれぞれ何でしょうか(11~13節)。
-神様はピネハスと子孫に「永遠の祭司職の契約」と「平和の契約」を与えた。
- ここで「平和の契約」を下さった理由は、イスラエルの男たちの親族であるジムリ族の人達がピネハスとその子孫たちに対して報復することのないことを意味している。



5.あなたは神様との関係を破壊する罪、淫行によって神様に妬みを起こさせたことはないでしょうか。
6.あなたの中にある、根絶しなければならない罪の領域は何でしょう。神様との関係を回復する祝福を味わうために、どのような決断をしなければならないか考えてみましょう。

ピネハスがジムリとコズビを刺した槍は、神様のためのねたみがこめられた義の槍でした。ピネハスの義の決断によってイスラエルのうちにあったさばきは止みました。このように罪を断ち切るためには断固とした態度が必要です。世は巧妙な方法とだましごとによって私たちを罪にそまらせ、惑わします。このような惑わしに膝をかがめないようにするためには、神様がこの状況を見て、どのように判断されるかを念頭に置かなければなりません。もしあなたの人生の中に、世にそまって神様がねたみを覚えられるような部分があるなら、その行いを根絶しなければなりません。特に、あなたがゆだねられた使命を果たす前に、淫行のために倒れてしまわないよう気をつけなければなりません。

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