Korean | English | Japanese     
   
 
 
    Home > 小グループ聖書勉強のガイド    
 
Go and Make
disciples
of all nations!
   
 
  国際弟子訓練院
  弟子訓練とは
  弟子訓練 α&Ω
  セミナー
  図書及び資料
  掲示板
小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-07-12 2019年 7月号 1週次 365qt 650
1
民数記 18:1~20
職分、それは贈り物なのか、負担なのか
アリスター・マグラスは『キリスト教の歴史』の中で、ルターの万人祭司について次のように説明しています。「信者たちがみな祭司であるという教理を基礎にして、すべてのクリスチャンが聖書を解釈する権利を持っている。…聖書を読んで解釈することのできる権利は、クリスチャンがクリスチャンとして生まれた日から持っている権利である。」ルターの主張の通り、私たちはみな、祭司としての職を与えられています。これによって、誰であっても神様のみことばを読んで解釈できるのです。このように、過去には手にすることができなかった職を賜物として受け取ったことを喜ぶべきなのですが、ときとして、負担として感じてしまうことがあります。この時代のクリスチャンは祭司の職分をどのようにとらえるべきなのか本文を通して調べてみましょう。

1.神様が祭司に与えた職務は何でしたか。祭司が職務をおこなうときの主だった目的は何でしょうか(5、7a節)。
-祭司の職は、聖所の職務と祭壇の職務、つまり、祭壇と垂れ幕の内側のすべてのことが、祭司の職務であった。一般的に祭司に与えられていた聖所と祭壇の職務は、聖所の内部を守ることであって、それ以外の人たちが中に入れないように守ることを意味していた。




2.神様は祭司の職を何によって与えたと言われましたか。祭司の職についてこのように表現した理由は何でしょう(7b節)。
-神様は祭司の職について「賜物」として与えたと言っておられる。また彼らを助けるレビ人を「贈り物」として与えたと言っている。垂れ幕の内側のことをするのは誰でもできることではなかったので、それ自体がものすごく感謝なことであり、そのことを助けられる人も備えてくださっていたので、神様はこの部分について「贈り物」「賜物」と言っておられるのである。
3.神様が祭司の職を担うアロンとその子らに与えられた報酬は何でしたか。それはどのように表現されていますか(8、11、19節)。「永遠の分け前」に込められた意味は何ですか。
-神様は奉納物、奉献物を祭司のために与えられ、これを永遠の分け前と言われた。
-永遠の分け前という意味は、神様が永遠に許された祭司に与えられる分け前として、神様が責任を負うということを意味している。

4.祭司たちが「永遠の分け前」を楽しむことのできる理由は何でしょう。神様が彼らに子のみことばを与えられた理由は何でしょう(20節)。
-祭司たちが永遠の分け前の食べ物を受け取ることのできる理由は、神様が自ら彼らの分となってくださったこと、相続となってくださることを語られたからである。

- 神様が祭司たちにこのようなみことばを与えた理由は、いろいろな理由があるが、何より、祭司の職について感謝しながら、賜物としてそれを受け入れることに最善を尽くすとき、祭司たちの生計までも、神様がすべて責任を負ってくださる意味が込められている。

5.今日、祭司の職を与えられている私たちはみな、神様が下さる職に感謝し生きなければならない。神様が賜物として与えてくださった祭司の職を感謝して生きていますか。

6.今日祭司として召された私たちは、心をこめて聖書を読み、礼拝者として歩むことができます。神様がこの職分を賜物として与えてくださったにもかかわらず、負担に感じたことはないか、考えてみましょう。これを克服するために、何を決断しなければならないでしょうか。

神様はアロンとその息子たちに祭司の職を賜物として与えてくださいましたが、彼らを助けることのできるレビ人も贈り物として備えてくださいました。祭司たちは聖所で自分の職務に力を尽くし、永遠の分け前としての食べ物も食べることができ、神様が彼らの相続地となられるという益も受けることができました。しかし問題は、私たちがこの祭司の職を賜物として受け入れるよりも、負担に感じてしまうという事実です。祭司として当然捧げなければならないささげものは負担に感じ、自分が楽しむ祝福がどれほど大きく感謝なのかについては考えないのです。心の中に占めている負担を明け渡し、祭司の職自体を賜物として受け入れ、私たちの相続となってくださり、ときに応じて私たちの必要を満たしてくださる神様に感謝をしましょう。

目録