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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-02-01 2019年 2月号 4週次 365qt 844
マルコの福音書 4:35~41
黙れ、静まれ
私たちは人生という海を航海する航海士です。順風を受けて、航海がうまく行っているときもあれば、時として暴風を受けて、座礁の危機に瀕することもあります。このように暴風が吹きつけるかのように、困難にぶつかるとき、私たちはどのような姿を見せているでしょうか。なぜ私にこのような苦痛を与えるのかと不満に思い、主の御力を疑うことはありませんか。今日の本文を通して確認できる弟子たちの状況は、私たちの生活にも十分にありうることなのです。もし私たちがこのような状況の中に置かれることがあれば、どのような選択をしなければならないか本文を通して与えられるメッセージを共に考えてみましょう。

1.イエス様が弟子たちに提案されたことは何でしょうか。そのみことばを聞いた弟子たちはどのように実行に移しますか(35~36節)。
-人々にいろいろなたとえを聞かせられたイエス様は日が暮れてあたりが暗くなってくると弟子たちにガリラヤ湖の反対側へ行こうと言われた。
-弟子たちはイエス様がみことばを語っておられた舟をそのまま操って、ガリラヤ湖を渡り始めた。
2.イエス様と弟子たちはどのような状況に行き当たりましたか。弟子たちはどのようにそれに反応しましたか(37~38節)。
- イエス様と弟子たちはガリラヤ湖の真ん中で激しい突風にさらされた。波が舟に吹き付け、波をかぶったので舟が揺れて沈みそうになるという危険な状況に置かれた。
-弟子たちは死にそう打と思い、とものほうで枕(舟のバランスをとるために置かれていた砂の袋と推定される)を頭にして眠っておられたイエス様を起こした。
3.弟子たちがイエス様を起こし、自分たちが死にそうになっていることを見ても何とも思わないのですかと言って非難するような言葉でイエス様に訴えたのはなぜでしょうか(38節)。
-弟子たちの中の相当な者たちが、ガリラヤの漁師出身であった(参照/マタ4:18~22)。ガリラヤの地理的特徴とガリラヤ湖の環境を誰よりもよく知っていた彼らは、自分たちが絶体絶命の危機的状況に接していると考えた。それで暴風の中、眠っておられたイエス様を理解することができなかったのだ。


-また弟子たちは先にほかのひとたちに奇跡を与え、悪霊を追い出されたイエス様が、いざ、弟子である自分たちが危機的な状況に陥っていることには関心を持ってくださらないと思ったのだろう。それで非難する口ぶりでイエス様を起こし、何かをしてくださいと求めた。
-弟子たちはイエス様と共にいることだけでは心の平安を得ることができなかった。イエス様を全的に信頼できなかったので、イエス様がともにおられるにもかかわらず恐れ、いてもたってもいられなかった。
4.イエス様が弟子たちを叱責されたのはどうしてでしょうか。叱責された弟子たちがイエス様を恐れたのはなぜでしょうか(40~41節)。
- イエス様は、弟子たちが全能なるイエスご自身とともにいても主を全的に信頼できず、信仰もなく、恐れたということを叱責された。
-弟子たちはイエス様を全能なる神の子だと考えることができなかったように見える。彼らはイエス様が暴風をおさめられる方であるという事実を直接その目で見ても、信じることが難しかった。イエス様はいったいどういう方なのかということについて、互いに尋ねあい、答えを捜そうとした

5.イエス様が私の人生の主であるという事実を認めるとき、本当の平安を得ることができます。暴風の中でも、イエス様だけを頼って、揺るがされない信仰でイエス様とともに歩む自信がありますか。
6.今あなたが直面している暴風があるなら、それは何でしょう。それに打ち勝つために、まず優先的に、何を正しくすべきなのか、具体的に決断する時間を持ちましょう。

イエス様は弟子たちが暴風の中で死を恐れると、風と雨を静めてくださいました。このように、イエス様は天地の万物をおさめられる権威と力を持った方です。あなたは人生の暴風が起きた時、イエス様を完全に信頼できずに恐れに震えているということはないでしょうか。私たちが暴風の中でそこに飲み込まれないで、信仰によって堅く立ち、持ちこたえるためには必ずあなたの生活の方向を主に委ねなければなりません。あなたの中にある恐れを主の前に差し出し、信仰によって応えることだけが人の力でどうすることもできない暴風に打ち勝つ唯一の方法です。一瞬一瞬、主があなたを安全に導いてくださることを信じましょう。その瞬間、暴風の前で恐れに震えている自分は消え去り、信仰の岩の上に堅く立つ自分を見出すことになるでしょう。

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