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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2019-02-01 2019年 1月号 3週次 365qt 867
エペソ人への手紙5:20~33
キリストに対してするように

結婚生活を幸せに送って行くためには、初めに結婚を約束したときのように、自分の置かれた場所で愛と献身の努力を尽くさなければなりません。もし互いが相手に失望と傷を与え続ければもっとも親密でなければならないはずの夫婦関係であっても利害打算的な関係に代わってしまい、困難に満ちたものになってしまうでしょう。ここで問題となるのは「自己中心性」です。人のために献身したくないと、自分の事しか考えない自己中心性を克服できない状態では、まっとうな関係を維持できません。そうであればクリスチャンはどのようにすれば自己中心性に打ち勝てるでしょうか。愛と献身の生活をしっかりと生きることができるでしょうか。パウロの教えを通して確認してみましょう。

1.パウロは妻に対して、夫にどのように接するように勧めていますか。妻と夫の関係を何にたとえていますか(22~23節)。
- パウロは妻が夫に従うことを、主に従うようにせよと言った。
- パウロは妻と夫の関係をからだである教会とかしらであるキリストの関係にたとえている。

2.夫に従いなさいというパウロの勧めにこめられている本当の意味は何でしょう(21節)。

-パウロは妻が奴隷のように服従せよと言ったのではない。パウロが語る「従う」というのは一方的な関係ではない。なぜなら妻にたとえられた教会に対し、夫にたとえられたキリストは、自分のいのちを差し出すほどにまで献身されたからだ。
- しかもパウロは妻が夫に従うようにと語るその直前に、聖徒皆に対し、キリストを恐れ尊んで「互いに従いなさい」と言っている。つまり、パウロは妻の一方的な服従と献身を言っているのではなく、夫も妻も、互いのために献身せよと言っているのである。

2. パウロはイエス様が教会のためにご自分を差し出された目的についてなんと説明していますか(25~27、29節)。イエス様が見せてくださった献身が「自己中心」のような問題をどのように解決できると考えますか。

-イエス様がご自分を先に差し出され、私たちを従わせてくださったのは、私たちが聖く傷のない状態になり、栄光の姿になるように養い、守ってくださるためだ。
-私たちが日常の関係のなかで、イエス様が私たちにしてくださった献身とその目的に土江覚えるなら自己中心性を克服することができる。私のためにキリストが先にいのちをくださったことを覚えるなら、私も相手に対してみだりに接することをせず、むしろ互いに従い合い、聖い、栄光の姿を守ることができるだろう。

3. 私たちが「自己中心性」を克服し、互いに献身し従う態度を持たなければならないことは、だれのためのことでしょう(22節、参照/エペ6:5、7)。
私たちが他の人に接するとき、キリストに対するように接することができると言ったパウロのことばから何を感じますか。

-パウロは互いに献身し従い合う人間関係の態度を主のために行うことだと表現した。私たちが他の人に接するとき、キリストに対してするようにするなら、毎日の生活に、キリストに直接接するようにするのと同じ喜びと交わりがあるようになる。

5.周辺の人物の中に、あなたの自己中心的な行いを捨てて、主に対してするように行ってこそ関係の変化が起きると考えられる人はいますか。

6.クリスチャンであればイエス様が私たちを愛してご自身を与えてくださったことを常に覚えて生きなければなりません。主がくださった愛を覚えて、人との関係を主に対してするのと同じようにするために決断すべき部分は何かともに考えてみましょう。


私たち自らの意志と努力を頼みにしていては、世でもっとも親密であるはずの夫婦関係であったとしても、いつの間にか自己中心の罠のなかにはまり、愛と献身の態度を失ってしまいます。当面は心が熱くなっている状態から、十分に相手に献身し愛せると考えていても、私たちが拠り頼むべき対象は、自分自身ではなく変わらない愛のお方イエス様だけであることを覚えなければなりません。ですからイエス様の愛を覚えて、それを実践するために努力するとき、初めて自己中心を捨て、イエス様と自分の隣人を愛して献身することができるのです。常に主が与えてくださった愛を覚え、他の人に接するとき、「主に対してするように」できますように。

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