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 月刊ＱＴ誌（日ごとに湧く泉）の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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| 2019-02-01 |
2019年 1月号 2週次 |
365qt |
717 |
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エペソ人への手紙4：7～16
キリストの体を建てあげる
人間にとって最も過酷な刑罰は、独房に閉じ込められ続けることだと言います。国連拷問防止委員会は独房監獄を処罰でない拷問と言っています。このように人間は他の人との関係なくしては生きていけない存在です。特に神様と人間の間の関係においてはもっとそうです。神様は私たちと適当な距離を維持する社会的関係ではなく、栄光に満ちたキリストのからだとして建てあげ、継続的な関係を結ぶことを願われます。またこのようなことが教会の中で継続的になされていくように、恵みを増し加えてくださいます。本文のみことばを通して神様がご自分の民と関係を持たれながら、彼らがイエス様の御体なる教会の中でどのような存在になることを願われるのかともに調べて見ましょう。
1. 神様はだれに、賜物の量りにしたがって恵みを与えられましたか。またその量りにしたがった恵みはどのようなかたちで現れますか(7、11節)。
-神様はひとりひとりにキリストの賜物の量りにしたがって恵みを与えたと言われた。
-また、一人一人に量りに従って与えた恵みは、使徒、預言者、伝道者、牧師、教師などそれぞれ仕える奉仕の職務を通して明らかにされる。つまりひとりひとりに与えられた恵みは、互いに仕え合い、キリストの体を建てあげる賜物の役割である。
2.神様がキリストの賜物の量りに従って恵みを与えられ、成し遂げようとされることは何でしょうか(12、14節)。
-聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためである。
-このような聖徒たちが幼子の水準にとどまっていることなく成長し、世の試みと偽りの教えに陥らないようにするためである。
3.パウロがイエス様を高い所に上られた方と同時に、低い所に下られた方として説明している理由は何でしょう。またイエス様が高い所に上られたときに、人々に賜物を分け与えられたというみことばの意味は何でしょう(7～10節、参照/詩 68：18)。
-パウロは詩篇68：18を引用しながらイエス・キリストを勝利者として表現している。
勝利者であり、復活、昇天された姿を通して教会共同体がこの世の中心であるということをあらわしている。
そして低い所に下られた方としては、イエス様がこの地にご自分の共同体を建てあげておられることを明らかにしている。
-イエス様は人々に共同体がもっと健康に建てあげられて行くように賜物を与えられたが、この意味は、共同体を建て上げることのできるそれぞれの賜物、そしてそれを発揮することのできる職分を各自に与えたことを意味している。
4.パウロはなぜキリストの満ち満ちた身たけにまで成長することとキリストのからだを建て上げることを一緒に説明したのでしょうか(13～16節)。
-聖徒が本当の成長を成し遂げることは、キリストのからだである共同体を離れては不可能であり、またその聖徒の成長はつまりキリストのからだを建て上げることそのものだからである。
5. あなたの人生には、愛にもって真理を語り、あらゆる点で成長できるよう努力する姿が見られるでしょうか。
6.私たちはキリストのからだを成長させ、愛にあってキリストのからだを建てあげられるようにどのような役割をしなければならないでしょうか。一人一人自分の役割をしっかりと担い、受けた恵みを分かち合う共同体になるために、何を決断すべきか互いの考えを分かち合ってみましょう。
神様はイエス様が低い所に下られたこと(イエス様の苦難)と高い所に上られたこと(イエス様の復活と昇天)を通して、私たちがキリストのからだとして建てあげられる恵みをくださいました。そしてからだを完全に建てあげられるように、賜物を与えてくださいましたが、それは一人一人の量りにしたがって与えられた賜物であり、職分であることが分かります。ですから置かれた場所で賜物を用いるために努力するとき、幼子の姿を脱ぎ捨て、キリストの満ち満ちた身たけに成長することができます。このために私たちはいつも愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、キリストの姿が生活の中に表されるように努力しなければなりません。まさにこのような姿で集められた聖徒たちが、心から一つになって一致するとき、教会は健康になり、神様の目から見て美しい姿で満たされるようになるのです。
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目録
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