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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-12-05 2018年 12月号 5週次 365qt 948

テサロニケ人への手紙第二 3:6~15
怠惰に打ち勝つ

私たちは時として与えられた仕事をしたくないという怠惰な状態に陥ることがあります。難しくつらい仕事はやめて、したいことだけをするとか、休みたい心が大きく働くためです。このような心を克服できなければ、仕事を限りなく先延ばしにして、ついには失敗することになります。このように怠惰は人を無気力にします。しかしそれよりもっと大きな問題は神様との関係まで壊してしまうことにあります。私たちが人生で怠惰の問題に直面するときは、どのようにするべきか本文を通して調べてみましょう。


1. パウロはテサロニケ教会の聖徒たちに何を勧めていますか(6節)。
- パウロはなまけた行いをし、言い伝えの通りに行わないすべての者たちから離れるようにと言っている。
-パウロが語る言い伝えは、信仰と規律と関連のある言い伝えである、伝えられたイエス・キリストの福音と弟子としての生活を忠実に歩み続けるようにとの意味である。

2.怠惰に対する警鐘を鳴らすために、パウロは自分のどのような行動に対して語っていますか。このように行動した理由は何ですか(7~9節)。
-パウロとパウロの動労者たちは無秩序に行動せずに、パンをただで食べることをせず、自分の手で苦労して働きました。パウロは前にテサロニケに送った手紙で「昼も夜も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えました」(Ⅰテサ2:9)と言った内容をもう一度強調している。
-パウロとパウロの同労者たちは、苦労して働くことによりテサロニケ教会の人達に模範を見せようとした。
-パウロはテサロニケ教会から働きに対する財政的支援を受ける権利があった(参考Ⅰコリ9:1~15)。しかしその権利を用いなかった。パウロが権利を用いずに、一生懸命働く手本を見せたので、働かずにほかの人の助けを受けて生きる人たちを叱責することができたのである。


3.パウロは働きたくないという人達にどのようにしなければならないと言いましたか(10節)。パウロが怠惰な生活をしている人を「おせっかいばかりして」いる者と言った理由は何でしょう(11節)。
-パウロは働きたくない人たちに、食べるなと言った。何の仕事もせず、代価を払うこともないままで何かを要求してはならないと言った。
-パウロが働いていた当時、テサロニケ教会では豊かなクリスチャンたちが怠けているクリスチャンたちを助けていた。怠惰なクリスチャンたちが働かない理由は、終末が近づいているから働く理由が見つからないのか、もしくは豊かなクリスチャンたちの好意を悪用するためなのか、はっきりしたことは分からないが、彼らが他の人達の助けを受けて生活していたことは事実だった。それだけでなく、怠惰なクリスチャンたちは自分のことは何もせず
ほかの「おせっかい」(11節)ばかりをしていた。彼らは何の役にも立たない事ばかりをしゃべって、おせっかいをし、してはならないことをして、過ごしていたように見える(参考 Ⅰテモ5:13)。パウロは他の人達の助けを受け、役に立たないおしゃべりを通して余計なことをしていないで、静かに働いて財政的に独立することを願ったため、強く命じているのである。

4.パウロは怠惰な人たちにどのようにせよと勧めていますか(12節)。そして彼らを敵とみなさないようにと言ったのはなぜでしょう(14~15節)。
-パウロは働きたくない、なまけた人たちに静かに仕事をし、自分の手で得たパンを食べよと勧めた。
-パウロはその命令を聞かない人をさして、共同体の中で恥じ入るようにさせよと言った。そしてその人が悔い改めるように努力することを願った。
- パウロが命令に従わない人たちは、教会共同体に害をもたらしほかの人達を苦しめる人たちだった。彼らを敵ではなく兄弟とみなし、勧め戒めながら主にあって回復できるようにすることが重要だった。

5. あなたの怠惰によって共同体の同僚や同労者が苦しんだり、困難に直面したことはありませんか。
6.あなたを怠惰にさせる最も大きな原因は何でしょう。怠惰を克服し、神様が任された働きに専念するためにどのような決断をしますか。

パウロはテサロニケ教会の聖徒たちのうち、怠惰な人たちがいるという知らせを聞きました。ですから彼らに静かに、忠実に自分の仕事をすることをイエス・キリストの名によって勧めました。パウロの教えの通り、クリスチャンたちは静かに自分の仕事を忠実に果たさなければなりません。また、周囲に怠惰な人がいるなら、軽蔑したり非難したりせずに、兄弟に接するようにあわれみの心で彼が誠実になるように助けなければなりません。成熟したクリスチャンは、怠惰に打ち勝つ人となります。いつもキリストを頼り、怠惰に打ち勝ちましょう。そして周囲の怠惰な人たちが、キリストの完全な働き人として新しく生まれるように助ける弟子の歩みをしましょう。

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