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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-12-05 2018年 12月号 4週次 365qt 744

テサロニケ人への手紙第二 1:3~12
聖徒が誇るべきこと

だれでも、自分に肯定的なできごとや、良い事があれば、だれかに自慢したくなるものです。財産や事業の成果を誇りたい人もいるでしょうし、子どもが何かいい結果を出したということを誇りたい人もいるでしょう。このような自慢は、行き過ぎれば他の人たちからにらまれたり嫉妬されたりします。だからと言って自慢すること自体を否定的なことと考えることはできません。誰かにとっての手本となり、勧めをするために模範を示さなければならない自慢であれば、共同体のために必要となるからです。本文で、パウロは聖徒たちを誇っていますが何を誇っているのでしょう。なぜ誇ることができたのか調べて見ましょう。

1.パウロはテサロニケ教会の聖徒たちのどのような姿を諸教会に誇ったのでしょうか。その姿を指して何のしるしだと言っていますか(4~5a節)。
- テサロニケ教会の聖徒たちがすべての迫害と患難とに耐えながら、信仰を守っていることを誇りとしていると言っている。
-テサロニケ教会の聖徒たちのこのような行動は、神様の正しいさばきを示すしるしである。

2.パウロは神様がテサロニケ教会の聖徒たちに患難を与えた理由を何だと言っていますか。患難に打ち勝った聖徒たちには何が報いとして与えられると説明していますか(5b、7a節)。
-パウロは患難に打ち勝った聖徒たちに、神様が安息を与えられると言っている。
-神の国のために苦しみを受けて信仰を守ることは、神の国にふさわしいと認められる道である。患難を通して苦しみを感じることはあるが、これを通して信仰は一層堅固なものとなるからである。

3. 正しいお方である神様を否み、福音に従わない者たちに下されるさばきは何でしょうか(9節)。

- 神様を否定し、福音に従わない者たちは、神様の御顔と御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受ける。
- 「刑罰」と翻訳された「ディケン」という単語は、名詞―目的格―女性形―一人称単数で三つの種類の別々の刑罰ではなく一つの刑罰のことを言っている。永遠の滅びは、神様の御顔―つまり神様の臨在から離れることで、神様の臨在を離れれば、神様の御力の栄光を楽しむことができなくなる。

4.患難を受けたテサロニケ教会の聖徒たちに対する話は、結局何につながっていきますか。また彼らが患難を耐え抜く忍耐と信仰の誇りとは、事実上何を誇ることになりますか(10、12節、参照/Ⅱコリ4:17、エペ3:13)。

-パウロは患難を受けた聖徒たちに対して語ることで話を始めたが、結論的に、栄光を受けるということについて話している。
-聖徒が患難を受けた目的は、偉大な神様の栄光を現して、私たちもその栄光に加わるためである。
5.普段あなたが誇っていることは何ですか。聖徒として耐えなければならない患難とこのことを通して得ることになる栄光を誇りながら生きていますか。

6. あなたがしたことを誇るのではなく、神様の栄光のために受ける患難を誇る聖徒となるために、何を決断しますか。

だれかが誇る内容を聞いてみると、その人の価値観が何であるかを知ることができます。財産を誇る人は財産が、子どもを誇る人は子どもが、世の名誉と権力を誇る人は、名誉と権力がその人が最も重要と考えている一番の価値あるものです。聖徒がもっとも重要と考えている価値は、神様の栄光でなければなりません。聖徒が患難を受けることを誇りとする理由は、患難それそのもののためではなく、神様がその患難を通して栄光を受けられるからです。このように神様の栄光が常にあなたの誇りとなるように、神様の臨在の前で、神様の栄光のなかに住まうために努力する聖徒になりましょう。

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