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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2018-08-31 |
2018年 9月号 4週次 |
365qt |
828 |
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レビ記 14:1~13 完全な共同体のために
集団の中で起こる「いじめ」は、私たちの周囲でよく起こる、胸の痛むことです。この痛みはいじめを受けた当事者だけでなく、その家族と親族たちの心まで痛めつけます。集団でのいじめが悪いのは、社会的に孤立した状態が被害者の内面と性格、学習能力だけでなく身体発達にまでも悪い影響を及ぼすからです。これを防止するためには共同体の回復が切実です。霊と肉の回復のために神様が求められている共同体の姿はどんなものかを共に調べてみましょう。
1. ツァラアト患者がきよくなったことを宣言するおきてで、七日目に行わなければならないことは何でしょうか(9節)。 - 七日目にツァラアト患者はすべての毛をそり落とす。髪の毛、口ひげ、まゆ毛をみなそり、その衣服を洗い体を水で洗わなければならない。 2.ツァラアト患者のきよめを宣言する決まりにおいて、八日目に、どのようなささげものをしますか(10、 12~13節)。 -ツァラアト患者は八日目にいろいろなささげものをささげたが、会見の天幕の入口で、若い雌の羊一頭と、油一ログをもってきて、罪過のためのいけにえとしてささげ、奉献物をささげ、雄羊で罪のためのいけにえと全焼のいけにえとし、そして穀物のささげものをささげる。 3. ツァラアト患者が宿営の中に戻ってくる前に、天幕の外で七日間とどまった理由は何でしょう(8節、参照/13:45~46) -ツァラアト患者はツァラアトが完全に治ったことを確認されるまで、宿営の中に入ることはできなかった。この当時ツァラアトの感染性を管理することはむずかしかったので、他の人達と隔離し、共同体のきよさを維持しなければならなかったので、七日の間待って、その患部の完治を確認しなければならなかった。また、ツァラアト患者がもう一度共同体の一員として入って来れることが特権であることを互いが記憶し、聖潔だという判断の完全さのためにも、すぐに宿営の中に戻ることはできなかった。 4.ツァラアト患者が七日を宿営の外にとどまって、八日目に天幕の入口の前でいろいろなささげもの、特に罪のためのいけにえをささげたのはどうしてでしょうか (参照/民1 2:9~10; Ⅱ列王 5:27) - ツァラアトはいろいろな理由で感染したが、皮膚疾患が神様の怒りの結果の可能性があるという考えを除くことができなかったので、罪のためのいけにえをささげた。罪のためのいけにえを通して、万が一解決されていない罪を赦していただき、また他の色々なささげものを通して、病人だった人が完全になることを確証できた。それだけでなく、ささげものをささげることのできる神の民としての社会的地位回復の意味も含んでおり、それを表す過程にもなっていた。
5.ツァラアト患者が完全にいやされる過程を通し、神様は民の全員が共同体の純潔を守るようにされました。あなたは共同体の純潔のための慎重さと責任感をもっていますか。 6.汚れから回復させる主のわざがこれからはイエス・キリストを通して自分に成就するという事実を考えるとき、自分の人生に起こる変化はどんなものだと思いますか。この恵みが共同体にもっと豊かにあらわされるように、それぞれ担うべきことは何か分かち合ってみましょう。
八日目の朝、ツァラアト患者は、自分の罪と痛みが洗われて、神様の前での純潔さで、共同体の前に晴れて立つことができるという日を待ちながら、胸がわくわくするような思いをとどめることができなかったでしょう。このすべての過程を通して共同体の純潔と聖さを望まれる神様の心が、ツァラアト患者と民の皆へ刻まれたことでしょう。皮膚疾患だけでなく、内面の不潔さ、さらには社会的断絶までも、余すところなく回復してくださる主の御手は、ツァラアト患者をきよいと宣言する順序を通して世にあらわされました。このようにすべての痛んだ部分を新しくし、きよめ、高貴な共同体の一員として立てられる神様を覚え、神様が見せてくださる純潔と回復のための心を持たなければなりません。
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目録
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