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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-08-31 2018年 9月号 1週次 365qt 1575
レビ記 10:1~11
神様に不平を言いたくなるとき


生きていれば自らの身に起こる出来事に対して不平不満を言いたくなる時もあるでしょう。特に犯した過ちに対しその代価が思いもよらず重いものであった場合には、一層不満を感じることでしょう。代価を払うと決心しても、心のどこかに残っている納得できない思いのために、悔しく思うこともあるでしょう。このような思いを神様に吐露したことはありますか。自分のした過ちを悔いるより、自分も知らないうちに神様に不平不満を言ったことはないでしょうか。本文を見てみながら、自分だったらどのような反応を見せたか考えてみる時間を持ちましょう。


1.アロンの子ナダブとアビフに起こった出来事は何だったでしょうか。彼らが主の前で、このような目にあったのはなぜでしょう(1~2節)。

-火が主の前から出てナダブとアビフを焼き尽くし、彼らは死んだ。彼らにこのようなことが起こったのは、おのおの自分の火皿を取り、主に命じられなかった異なる火をささげたからである。

2.ナダブとアビフの死後、モーセはアロンにどのような言葉を伝えましたか(3節)。「わたしに近づく者によって、わたしは自分の聖を現し、すべての民の前でわたしは自分の栄光を現す。」というみことばはどのような意味でしょうか。
- モーセはアロンに「わたしに近づく者にわたしの聖さを現す。全会衆の前でわたしの栄光を現す」と言った。
-主が命じられないことを行うことは、主が語られる聖さを毀損しているという意味がある。祭司という職分は、神である主が望まれるいけにえをささげる儀式を執り行うべき職務である。神様にささげるささげものを準備する人として、誰よりも重要な役目につく人だったゆえに、神様は少しでもご自分が望まない方法に対し、それを許されなかった。このことを守るために祭司であっても死をもって彼らの罪を治められた。

3.モーセのことばにアロンはどのように反応していますか (3節)。自分の息子たちが死んだのに、アロンが黙っているしかなかったのはどうしてでしょうか。

-アロンは黙っていた。実際、自分の子どもたちの死ほどに悲痛なことはこの世にないだろう。しかしアロンはモーセを通して神様がこのような刑罰を与えた理由について明確に知っていたので、他のどんな反応も見せることができなかった。これは自分の死によって悲しみに陥るしかない状況にもかかわらず、徹底的に神様のみこころとかけ離れていた子供たちの行動に対して起こったことを認める行為と見ることができる。また当時アロンはこのすべてのことが起きた事実に対して、あっけにとられた状態にあったと思われる。

4.モーセはアロンと残った家族たちにどのように行動するように命じていますか(6節)。彼らの死に対して悲しみを表現することを禁じた理由は何でしょうか。
-モーセはアロンとその息子エルアザルとイタマルに髪の毛を乱したり着物を引き裂いたりしてはならないと命じた。子や兄弟の死に対して嘆くことを禁じた理由は、本文に記録されていないが、もし悲しめば、それに加わった者たちは死んでいただろう。神様の怒りが全会衆に及ぶとモーセが言っている。このことは、生き残った祭司たちがは死んだ者たちの兄弟ではあるが、彼らの視点は完全に神様と一致させなければならず、子どもと兄弟が犯した罪に対して寛大に黙認したという疑いをみじんも持たせてはならないということを表すものだ。

5.あなたは自分が神様に罪を犯したにもかかわらず、不平不満をを表現したことはありませんか。神様に不平不満を言った心をどのように方向転換できるか考えてみる時間を持ちましょう。
6. あなたに与えられた状況より神様のみことばに耳を傾け、主のみこころを求めるために、どのような決断が必要かともに考えて分かち合ってみましょう。

人生で、難しい問題が発生したとき、神様に不平不満を吐露したくなるときがあります。いくら義がなされたとしても、急な不幸を前に、心を建て直して正しい道にすぐに歩み始めることは容易ではありません。自分の立場から判断し、感情的に対応したくなる思いでいっぱいになることもあります。しかしそんなときであればこそ、静かに主の前に出なければなりません。主のみことばに耳を傾け、主のみこころがどこにあるのかを振り返って、自分の内側にあるすべての問題を主に委ねる姿勢が必要です。今まで自分に起こってきた問題に対し、どのように対応してきましたか。イエス様のみこころを悟るために努力する弟子として新生し、自分に対して求められている神様の命令に従う主の子どもとなれますように。

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