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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-08-03 2018年 8月号 4週次 365qt 797
レビ記 8:1~13
弱い者を立てられる神様

ジョン・カルビンは『キリスト教綱要』で「信者の大部分は非常に弱く、よろめきながら、足をひきずっている」と描写しています。その言葉の通り、私たちは弱い存在です。イエス様によって救われたのですが、不完全な存在であるので、罪の中に住んでおり世の中でよろめき

足を引きずっているような状況です。そうだと言って、落胆したり挫折してはなりません。無気力な姿を見せてもいけません。それは神様がその姿のとおりに私たちを造ってくださった御心に合わないからです。今日の本文を通して神様が私たちの弱さにもかかわらず神の国のために弱い私たちをどのように立たせてくださるのかともに調べてみましょう。

1.神様がモーセに命じられた言葉は何でしたか(1~3節)。
- 主である神様はアロンとその子らの委任式に用いるものと罪のためのいけにえを準備するようにと言われた。
-そして全会衆を会見の天幕の入口の所に集めよと言われた。

2.モーセはアロンとその子らにどのようなことを行いますか(6~9、 13節)。
- モーセはアロンとその子らを水で洗った。そして新しい服とエポデを着せた。
-彼らに胸当てを着けさせ、かぶり物をかぶらせた。

3.モーセがアロンの頭に注いだものは何でしたか。その儀式はどのような意味をもっていますか(12節、 参照/出30:22~25、 30)。
-モーセはアロンの頭にそそぎの油をそそいだ。油は頭に注ぐために特別な方法で製造された油で、他の用途に用いることはできなかった(出30:22~25)。
-主である神様はアロンとその子らに、そそぎの油をそそいで、彼らを聖くしようとされた。そして聖くなった彼らを祭司とし、神様にささげ物をする職分を担えるように計画された。モーセは神様の計画と命令にしたがって、アロンとその子らを聖くする儀式を行ったのである(出30:30)。

4.アロンは過去にどのようなことをした人でしたか。神様が彼に油をそそいだ理由は何でしょう(参照/出 32:2~4、 21~25)
- アロンはモーセがシナイ山の上で主なる神様と会って、十戒を受け取っている間、動揺する民をしずめるために金の子牛の偶像を作るという大きな罪を犯した。それだけでなくモーセがそれを叱責したとき、自分の過ちを悔いることなく、民の悪を言い訳とし、危機を免れようとした人であった(出32:21~24)。アロンが作った金の子牛によって民は放蕩し、敵の笑いものになり(出32:25)、イスラエル全体が長い間、霊的沈滞を経験しなければならなかった。
- 神様は金の子牛の出来事の主導者であり、イスラエルの霊的沈滞の原因の提供者であるアロンに油をそそいだ。以前約束されていたように(出29章)、彼を大祭司として立てるためであった。神様は弱く、資格のない罪人であるアロンを聖くしてくださっただけでなく、大祭司として立てる全的な恵みを与えられたのである。

5.神様は弱い者を通してでも主の業を担わせてくださるお方である。神様が足りなく弱い私を呼び、働き人として立てられた事について、負担に思ったことはありますか。
6. 弱い者を立てられる神様の恵みを覚え、任されたことに全力投球するために、具体的に実践できることは何であるか考えてみましょう。

アロンは神様の前で罪を犯した弱い人でした。彼は金の子牛を作って、イスラエルの民が神様から遠ざかるようにしただけでなく、自分の罪を認めず、弁明をしました。神様はそのような彼とその息子たちにエポデを着せ、区別し、そそぎの油をそそぎ、聖くされました。そして神様のわざを担うように祭司として立てられました。神様はこのように弱い人も神様の方法によって立て、用いてくださいます。私たちが神様の子として召され、働き人として立てられていることは、全的な神様の恵みです。このことを記憶し告白するとき、神様は私の人生の中で働いてくださいます。弱い私を立ててくださった神様を覚え、感謝し、任せてくださった使命を完全に担うよき管理者として歩めますように。

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