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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-02-02 2018年 3月号 4週次 365qt 1049
ルカの福音書 3:7~14
救われた者らしく生きること
「あなたは救われたクリスチャンですか」という質問を受けたら、「はい、そうです」と簡単に答えながらも、「その事実をどのようにして知ることができますか」という質問に対しては答えられない場合が多くあります。ある人々は、過去に神秘的な体験をしたことを語ったりもします。自分が代々クリスチャンの家に生まれたという事実を提示したりもします。しかしバプテスマのヨハネは当時のユダヤ人たちに彼らの救いを確証する証拠として、ほかのことを提示しました。バプテスマのヨハネが提示した救いの証拠とは何か、ともに調べてみましょう。

1.バプテスマのヨハネは自分から洗礼を受けようとして来た人たちに何と叫びますか(7節)。なぜバプテスマのヨハネは彼らに向かってこのように言ったのでしょうか。
- まむしのすえたちと言った。
-ユダヤ人たちだからと言って、救いが当然に与えられるのではないという事実を強調するため。
2.バプテスマのヨハネは、どのような条件を持っていなければアブラハムの子孫とは言えないと言いました(8~9節) 。バプテスマのヨハネが、群れに「実」という単語を使った理由は何でしょうか。
-悔い改めにふさわしい実を結ばなければならない。良い実を結ばなければ、火に投げ入れられると言った。
-実とは、外側に現れる結果を意味する。信仰があると言うが、実践として現れなければだめだという事実を強調するためである。

3.バプテスマのヨハネが群衆や、取税人、兵士たちに求めた「悔い改めにふさわしい実」とは何でしょうか(13~14節)。
-下着が二枚ある者は分け、食べる者もそうする。
-取税人は決められたもの以外にとりたててはならず、兵士たちは強奪をせず、無実の者を攻めたりせず、自分の給料で満足することを知るようにと言われている。


4.群衆と取税人、兵士たちに求められている実に込められている意味は何でしょう。バプテスマのヨハネが彼らに悔い改めにふさわしい実を結ばなければならないと宣言したことを見て、何を感じますか。
-バプテスマのヨハネは一般的なユダヤ人たちには社会の弱者たちを顧みることを求めたが、その社会の部外者としての扱いを受けていた者たちには、その仕事をやめることではなく、それを正直に行うように求めた。
-これはユダヤ人という民族的アイデンティティが救いを保証してくれるのではなく、ローマ政権に奉仕する取税人や兵士たちという職業を持ったとしても、救いから除外されるのではないということを見せるものである。各自が自分のあるところでできる神の国の正義を実践することを求めているのである。

5. バプテスマのヨハネによると、単純に礼拝に定期的に出席して、教会の名簿に名前があるという事実だけでは、悔い改めの実は結べず、救いの証しとはなりません。最近、あなたが結んだ悔い改めの実は何でしょうか。
6.自分のものをほかの人と分かち合う生活、ほかの人たちがみな、けがれたことを行っていたとしても、自分だけは正しい道を選ぶ生活、自分に任されたことに最善を尽くす生活が、まさに救われた主の民にふさわしい生活です。このような生活を実践するため、私たち一人ひとりができることは何でしょうか。考えて分かち合ってみましょう。

自分が救われているということを確信できる最も確実な土台は、みことばのとおりに生きることです。先祖代々信仰を受け継いで来たユダヤ人たちでも、悔い改めにふさわしい実を結べないなら、斧で切られて捨てられてしまいます。神様の民として、自分のものを分け与え、正しくきよく生きようとする者たちは、神様のあわれみを受けます。もちろん救いは神様の無条件の恵みによって与えられます。しかしその恵みを確信し、それを分かち合うためには、生活の実践が必ず必要です。私たちは救われた民らしく実践する信仰を持っているか振り返ってみましょう。


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