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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2018-02-02 |
2018年 2月号 3週次 |
365qt |
1075 |
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ハガイ書 2:1~9
強くあれ雄々しくあれ
意味のある働きをしようとして団結したのに、予想していたほどの成果が見えないとき、誰かひとりの人の口から否定的な言葉が出ると、みなが落胆してしまいます。これは今まで苦労してきたすべてのことを無価値なものとしてしまい、もう少し頑張ってみようという試みと努力まで、みな放棄させてしまいます。紀元前520年、倒れていた神殿再建のため、工事を再開したユダヤ人たちの耳にもこのような、士気をくじく否定的な言葉が聞こえ始めました。神様がハガイを通して与えてくださったみことばを調べてみて、私たちが神様の業を担うためにどのような心構えが必要なのか考えてみましょう。
1. 過去、ソロモンの神殿を目撃していた老人たちの目には、神殿の再建の現場がどのように見えたでしょうか(3節)。再建の作業をする人たちはソロモンの神殿と比較した言葉を聞いて、どのように感じたでしょうか。 ― 人によって違ったが、力を尽くして働いていたのに、無いに等しいといった評価を聞いて、士気が相当くじかれただろう。
2. 神様はゼルバベル、ヨシュア、そして民全体になにを命じましたか。彼らが揺るがされず、行ってきたことを続けて進行できたのはなぜでしょう(4~5節)。 - 強くあれ、雄々しくあれ、仕事に取り掛かれと命じられた。万軍の主が彼らとともにおられ、出エジプトのときに約束された契約のみことばがあり、神様の霊が彼らの間に働いていたからである。
3. 神様が預言者ハガイを通して再建される神殿について、約束された内容は何でしたか(7、 9節) 。神様がこのような約束のみことばを与えてくださったのはなぜでしょう。
-神様は再建される神殿に栄光を満たすと約束された。後の栄光は、先のものよりまさろうと言われた。 -たくさんの答えを分かち合うことができる。神殿建築は人ではなく、神様がされることだからだ。神様はご自分の民の心の中を見られる方であり、神殿の華やかさを喜ばれる方ではないからだ。この後に来られ、まことの神殿となられるイエス様の栄光を見上げておられるのだ。などの答えを分かち合える。
4. 神殿の工事を始めた者たちに神様のみことばが与えられました(1節)。彼らは過去、ソロモンの仮庵の期間に献堂した神殿 (Ⅰ列王 8:2)と、自分たちが再建した神殿を比較したでしょう。神様が彼らに与えられたみことばを見ながら、何を感じますか。
5. 教会でいろいろなことに奉仕をし、予想より皆からいい反応を得られなかったり、結果が思わしくなかったりすることがあります。このような状況を経験したことがあれば、互いに分かち合ってみましょう。
6.今私たちが仕えていること、準備している働きがありますか。神様の目で、その価値を見て仕えるために、どのような心で何を実践したらいいでしょうか。
教会で仕えてみると、期待より少ない人数の聖徒しかそこに参加しなかったり、思っていたほど反応がよくなかったりして、がっかりしてしまう場合があります。そのとき、だれかから「前にはすごくたくさん集まったのに」とか「去年は本当に素晴らしい恵みに溢れていたのに」などの言葉を聞いたら落胆してしまうこともあります。そしてこのようなことを何度も経験すると、準備段階で小さな困難に遭遇すると「もうやらないほうがいい」という考えになってしまったりもするものです。しかし神様は、表面に現れる結果を見られる方ではありません。また、人の目には失敗のように見えても、神様はむしろそれを喜ばれるのです。私たちは人ではなく、神様に仕えているのであり、神様を喜ばせることをしていることを覚えましょう。私たちのすべての奉仕の中で、主が栄光をあらわしてくださることでしょう。
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目録
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