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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-02-02 2018年 2月号 2週次 365qt 912
ハガイ書 1:1~11

自分の行いを調べてみよ

一般的に経済学とは限られた財貨を効率的に配分する原理を明らかにする学問です。壮大なことのように見えますが、実際には私たちの必要なものを得るために、一定の金銭を払い、さらに多くのものを手に入れるため努力するすべてのことが、これに該当します。
これらのことは間違ったことではありません。しかし、このような行いに集中して神様にささげなければならないものを完全にささげられなかったとしたらそれは優先順位に問題があります。神様が望まれる生活をするため、自分の人生の価値と目標をどこに置くことが正しいでしょうか。このことをともに考える時間を持ちましょう。

1.預言者ハガイはどんな時代に活動していましたか。神様はイスラエルの民のどのような考えについて指摘しましたか(1~2節)。
-当時はダリヨス王が統治していた時代、つまりイスラエルが滅ぼされて捕囚とされていた時期。
-イスラエルの民は主の建てる時ではないと考えていた。

2. 神様はイスラエルの民の考えに対して何と語られましたか。彼らに向かって繰り返してどのような言葉を語っておられますか(4~5、7節)。
-神様は神殿が荒廃しているのに、民が板張りの家に住むことが正しいことなのかと質問しておられる。
-神様は繰り返してイスラエルの民に自分の現状を良く考えるようにと言われている。



3. 当時。神殿と、イスラエルの民が生活していた家の状態はどのように違っていたでしょうか。彼らが神殿の再建を保留にしていたのはなぜでしょうか(4節)。
-神殿は荒れ果てていた状態であったが、イスラエルの民は自分たちが住む板張りの家を持っていた。  
- 彼らは環境的に十分に神殿再建に集中できたにもかかわらず、神殿の荒廃に心を向けるよりも、自分たちの生活と環境にもっと気が行っていた。神殿の再建に対する関心がなかったと見ることができるが、彼らの優先順位のなかで、神殿についてのことは後回しになっていた。

4.神様が、自分の暮らしにだけ集中していたイスラエルの民に対してされたことは何ですか(8~11節)。神様が民に行われたことを見て、何を感じますか。
-木を運んで来て、宮を建てよと言われた。
- 天の露と地の産物を差し止め、地と、山々と、穀物と、新しいぶどう酒と、油と、地が生やす物と、人と家畜と手によるすべての勤労の実にひでりを呼び寄せた。

5.イスラエルの民のように自分だけの判断と理由で神様に仕えることを後まわしにしていた経験はありませんか。分かち合ってみましょう。

6.神様は高級なレバノン杉ではなく、山の上の木で神殿を建築するようにと言われました(8節)。あなたの現状と関係なく、ありのままの姿で神様に仕えることに最善を尽くすようにと言われる主の命令を見て、あなたが決断するべきことは何か、考えてみましょう。

クリスチャンでも生活が困難で神様に仕えることを後回しにしてしまうことが時折あります。もちろん経済的な安定も重要です。しかしそれは神様に仕えることをおろそかにしてまで行うことではありません。神様は私たちの姿をありのままで受け取ることを願っておられ、なにより私たちが今その場で神様が望まれることに集中することを願っておられます。イスラエルの民はソロモンの時代に建てた神殿とは比較にならない材料で神殿を建てました、それでも神様はそのことを喜ばれました。あなたは自分の欲のために神様に仕えることを後回しにしたままで生きていることはないですか。神様の栄光のため今あるそのままの姿で神様に仕える場に出て行きましょう。


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