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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2018-01-12 2018年 1月号 3週次 365qt 978
3
嘘にだまされないために
ネヘミヤ記 6:10~14

<心の扉を開いて>
人をだます罪は時代を問わず、常にあったものです。そして最近ではその手法がはるかに込み入って、巧妙になり、被害者たちが続出しています。「詐欺師が人をだまそうとやる気になって、だまされない人はいない」という言葉は決して冗談ではありません。しかし自分を守る方法がまったくないわけではありません。神様が望む基準に合わせて、自分を神様中心にきよく維持しようと努力したら、世の甘いごまかしから身を守ることができます。今日私たちが黙想するネヘミヤの話を通して、神の民が守らなければならない人生の原則は何か、ともに考えてみましょう。

<みことばの種をまいて>
1. シェマヤがネヘミヤに与えた情報な何でしたか。彼はネヘミヤにどのよう
な提案をしましたか(10節)。ここで神殿の「本堂」と言われているのは何
のことでしょうか。
- 敵がネヘミヤを殺しに来るだろうという情報を伝え、神の宮ににげ本堂を扉を閉じておくように提案した。
-神殿の「本堂」と言われているのは聖所のことである。至聖所とはカーテンによって分けられており、そこには聖別されたパンと、燭台と火皿が置かれていた。

2. ネヘミヤはシェマヤの提案にどのように応えていますか。彼がこのように
決断したのはなぜでしょう(11節)。
- 自分のような者がどうして逃げることができるだろうか、自分のような者がどうして聖所に入ることができるたろうかとシェマヤの提案を拒んだ。

-「私のような者が逃げてよいものか」ということばは、総督だから逃げることはできないという意味であり、「私のような者…」とは、自分は大祭司ではないから聖所に入っていいわけはないという意味。
- 総督としての責任を全うすべきであるし、律法を破ることはできないからこのように決断したのだ。 

3. シェマヤとネヘミヤの間でこのようなことがあった後、ネヘミヤは何を悟
りましたか(12~13節)。ネヘミヤが悟ったことから、どのような教訓が得
られますか。
- シェマヤを遣わしたのは神ではない。彼がこの預言を私に伝えたのは、トビヤとサヌバラテが彼を買収したからであって、私が罪を犯し、彼らの悪口の種とし私をそしるためであったことを悟った。
- 恐れのために逃げてしまったら、総督としての責任を果たすことはできないし、律法を犯すことになり、城壁工事を続けることはできなくなってしまう。ネヘミヤは神さまの基準に従いこの問題を乗り越えることができた。
4. 悪い者たちは、神の民に罪を犯させるように仕向けましたが、その方法は
どのようなものでしたか(13節)。クリスチャンが世の脅かしの中、安全を
得ることができる道は何でしょう。
- 恐れ。クリスチャンが世の脅かしの中、安全を得ることができる道は、危険の中にあっても守るべきことをしっかり守ることである。

5. 家庭と職場などでいろいろな人間関係がありますが、そのなかで最も大き
く、また最も近く感じる世の脅かしとは何でしょう。このような脅かしに
接するとき、どのような方法で勝利したらいいでしょうか。
6. 私たちが世の恐れに直面し、神の民にふさわしく原則を守って生きるな
ら、主を一層信頼して大胆にならなければなりません。世の力に負けない
信仰を持つために、実践できることは何かを考えてみましょう。

<人生の実を刈り取って>
世の嘘とだましごとから自分を守るためには、明確な基準が必要です。だます人間がもちろん悪いのですが、だまされる側に何の過ちもないかと言えばそうではありません。世の基準に従って生きれば、世が与える恐れに打ち勝つことはできず、自分も知らないうちに間違った判断をすることもあります。このようなことが起きてしまうのは、人生の原則が
きちんと持てていないからなのです。ですから私たちは、常に神の国とその義を求め、貪欲と恐怖にも揺り動かされないようにして生きなければなりません。世の脅かしとだましごとに屈服せず、神の国の基準で世に立ち向かい、勝利する民になれるよう主の御名によって祈ります。


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