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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2018-01-12 |
2018年 1月号 1週次 |
365qt |
1041 |
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1 共同体を立てあげる祈り ネヘミヤ記 1:1~11
<心の扉を開いて> 新しい年が明けました。しかし年が変わったからと言って私たちの問題が自然に解決するわけではありません。進路、結婚、子育ての問題など、どれ一つとして簡単には解決できないのが現実です。そして多くの人々が自分の問題を神様の御前に携えて出ています。しかし共同体、社会、国家が持っている問題を自分の問題のように感じて祈る姿はそうそう見いだされないのです。これは私たちの社会に蔓延する個人主義が教会共同体の中にも深く入ってきているからかも知れません。今日本文に登場するネヘミヤの姿を見て、神の人として共同体のためにどのように祈らなければならないかともに考える時間を持ちましょう。
<みことばの種をまいて> 1. ネヘミヤが生きていた時代はいつですか。その場所はどこでしょうか(1 節)。 - ペルシャ帝国 アルタシャスタ王の第20年のキスレウの月。シュシャンの城。 2. ハナニはネヘミヤにユダとエルサレム人たちの状況についてどのように報 告しましたか。ネヘミヤはそれを聞いてどうしましたか(3~4節)。 -捕囚からのがれて生き残った残りの者たちは、非常な困難の中にあり、そしりを受けていて、エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼き払われたままであると報告した。 -すわって泣き、数日の間、喪に服し、神様の前に断食して祈った。
3. ネヘミヤはだれのためにどのような祈りをささげましたか。遠い他国でも このように祈りをささげた理由は何でしょうか(6節)。 - ネヘミヤはイスラエルの民のために祈り、イスラエルの民が犯した罪を告白しながら祈った。シュシャンの城は、エルサレムから1500㎞も離れていて、ネヘミヤ自身もエルサレムに行ったことはなかったが、彼は故国の痛みを無視することはできず、国の回復を願いつつ、故国に代わって悔い改めの祈りをささげた。
4. ネヘミヤが、モーセとの契約を基礎として神様に究極的に求めた内容は何 でしたか。モーセとの契約を基礎として祈った理由は何でしょう(9節)。 -ネヘミヤは、ネヘミヤ自身とイスラエルの民が罪を犯したことを認めたが、立ち返り、神さまの命令を守り行うなら、回復しようという神さまの約束をもとに神さまに求めた。 - たとえイスラエルの民が神さまとの契約を破り、罪を犯して神さまの怒りが臨んだとしても、神さまはどのような状況の中でも約束を守られる方なので、過去に民族の指導者のモーセとの約束を覚えて、立ち返った民に恵みを施してくださることを忘れないようにと祈った。 5. あなたは共同体の回復と再建のためにどのような祈りをしていますか。今 あなたが祈っている共同体の範囲はどこまでですか。 6. ネヘミヤのように共同体のために祈ることは神の国の民として当然しなけ ればならないことです。神様が望まれる共同体になるために、どのような 心でどのような祈りをささげるべきかそれぞれ考えてみて、分かち合いま しょう。
<人生の実を刈り取って> 神の人は自分の問題だけでなく共同体の問題について断食して神様に真剣に祈ります。自分のことではないからと知らないふりをするのではなく、「私たちの問題」がつまり、自分自身の問題であると認識し、共同体の回復と問題解決のために、積極的に祈りの課題を知らせ合う人になることを神様も望まれます。2018年新年の初めの週です。神様が望まれる姿を自分の中にしっかりと築き上げるため、積極的に祈りつつ歩みを進めましょう。これは個人と家庭だけでなく、教会と民族の回復のためにも切実に必要なことです。神様が望まれる共同体を立てあげていくところにおいて、あなたが滋養分を注ぐ存在になるはずです。
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目録
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