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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-12-21 2017年 12月号 5週次 365qt 957
愛と勇気で行動する信仰
へブル人への手紙 13:1~8


<心の扉を開いて>
12月の間、へブル人への手紙の教えに沿って私たちがクリスチャンとして何を追及して生きるべきかを黙想してきました。へブル人への手紙は旧約聖書を縦横無尽に縫うようにたどりながら、私たちの信仰の本質がなんであるか、私たちが主としてお迎えしているイエス様がどのようなお方であるのかを説明しています。へブル人への手紙がその時代の読者たちに、そして私たちに、結論的に教えていることは何でしょうか。今日の私たちはへブル人への手紙の最後の勧めからクリスチャンとして世を生きるとき、最も必要なものが何か、どのようなことを念頭に置いて生きるべきかを考えてみましょう。


<みことばの種をまいて>
1. 信仰の競争を一生懸命走るクリスチャンたちが、これまでしてきたことは何で、これからも続けなければならないことは何でしょうか(1~3節)。
- 兄弟を愛して、旅人をもてなし、牢につながれている人々、苦しめられている人々を思いやること。彼らを顧みることを続けないといけない。
2. クリスチャンたちが互いに愛し合うところにおいて、絶対に犯してはならない罪は何でしょう(4節)。へブル人への手紙の著者が兄弟と隣人を愛せよと教えたあとにこのような教訓を与えているのはなぜでしょう。
- 結婚が尊ばれなくなること、つまり不品行、姦淫。
- 著者は、クリスチャンたちが、互いに愛し合い、仕え合うことが重要であって、その中でも家庭の中で互いに愛し合うことを強調している。そして家庭の価値をこわしてしまうようなことはどんなことでも許されないと言っている。
3. クリスチャンたちが愛してはいけないものは何でしょう。このためにクリスチャンたちはどのような心を持つべきでしょう(5~6節)。このような心が必要なのはどうしてでしょうか。
- 金銭を愛してはいけない。
- 神様は私たちを離れず、お捨てにはならない。神様が私を助けてくださるので恐れてはならないという信仰を持たなければならない。
- 人が金銭を愛する理由は、生活ができなくなるのではないかという恐れのため。この問題に勝利できなければ、金銭を追い求め、その結果、信仰が弱くなってしまう。
4. へブル人への手紙の著者が人は愛し、金銭を愛してはならない、神様がすべてのものを与えてくださったということを信じるようにという勧めで手紙を終えている理由は何でしょうか。現代をいきるクリスチャンたちにとってこの勧めはどのような意味を持っているでしょうか。
- 初代教会の聖徒たちが信仰を守るために必要なことだから。兄弟を愛することは、信仰生活において必須のことであり、経済的な困難にあうと、信仰を捨ててしまう危険も多いから。
- 現代のクリスチャンたちも同じく兄弟愛の重要性を心に刻まないといけない。また経済的な困難が与える危険に対しても自由になる霊性を養わないといけない。


5. 私たちは金銭ではなく兄弟を愛し、弱く困っている人々を助ける生活をし
ていますか。世で信仰の大胆さを持つためにどのような努力をしますか。
6. へブル人への手紙が聖書の全般を通して福音の本質を伝えたあと、愛と勇
気を実践する信仰を持つようにと勧めていることを覚えましょう。今週、
どの人を愛するか、どの問題に対して信仰によって対処するべきかを分か
ち合いましょう。


<人生の実を刈り取って>

へブル人への手紙の結論によれば、信仰は結局、人を愛し、何を食べて何を着るかということにとらわれてはなりません。旧約時代から数多くの信仰の先人たちがこのことを実践して生きてきました。私たちもこのような生活をして、信仰の後輩に受け継がなければなりません。私たちはどれくらい愛を持って生きているでしょうか。そしてどれくらい大胆
に世に向き合って生きているでしょうか。2017年を締めくくるこのとき、一年の間に守ってくださった神様に感謝をし、すべてを満たしてくださった神様に感謝をしましょう。そして新しい年にも愛と権威と力を持って私たちを守り導いてくださる神様を完全に信頼することができますように。


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