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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。

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2017-12-21 |
2017年 12月号 4週次 |
365qt |
1109 |
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信仰の競争を走る へブル人への手紙 11:32~12:3
<心の扉を開いて> 聖書に記録されている多くの信仰の先人たちの話を読んでみると、チャレンジも受けますが同時に恐れを感じもします。「私と私の属す共同体も、果たしてこのような生活をしなければならないのだろうか」という考えを持つこともあるでしょう。また、私たちは、彼らの状況や体験とは全く違った生活をしているので、幸いだったという安ど感をもつこともあるでしょう。しかしへブル人への手紙は私たちが学び、従わなければならない信仰の模範として、先人たちを挙げているだけでなく、驚くべきことに、私たちが彼らのた めにしなければならないことがあると言っています。すでに永遠の天国に入っている彼らのために、私たちが何をしなければならないかを考えてみましょう。私たちに与えられた生活を、どのような心で生きるべきか考えてみる時間を持ちましょう。
<みことばの種をまいて> 1. 「この人々」とは、イエス様がこの地に来られる前に世を去った信仰の人々のことを指していますが、彼らは何を受け、何を受け取れませんでしたか(11:39)。 - あかしされましたが、約束されたものは得なかった。
2. 「私たち」とは、イエス様を通して救いを受けた新約時代の聖徒たちを言っています。「私たち」のために何が備えられていますか。神様がそれを備えられた理由は何でしょうか(11:40)。 - さらにすぐれたものが用意されている。 - わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しない(新共同訳の訳を参照)。
3. へブル人への手紙の著者は、私たちがが使命を果たすときに、信仰の先人たちが行った働きを完全にすることができると教えています。なぜ著者は、このように記したのでしょうか。 - へブル人への手紙の著書は、イエス・キリストによって「来られるメシヤ」を待ち望みながら信仰生活をした信仰の先人たちの信仰が完成されると教えている。これは新約の聖徒たちが信仰を守ることによって、過去の信仰の先人たちの信仰を完成させるということでもある。 4. 私たちを含む新約の聖徒たちにゆだねられた使命は何でしょうか。このことを成し遂げていく力はどのようにして受け取れますか(12:1~2)。 - いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、前に置かれている競争を忍耐をもって走り続けること。 - 信仰を完全にするのは、イエス様から目を離さないこと。
5. 私たちがイエス様を見上げて、忍耐をもって信仰の競争を走りぬくこと が、過去の信仰の先人たちが行ったことを完全にするという教えに何を感 じますか。私たちはゆだねられた信仰の使命をどのように果たしています か。 6. 私たち各自に与えられた信仰の競争は、どのようなものでしょうか。イエ ス様を見上げる心で忍耐をしながら、その使命を果たすために、どのよう な実践ができるか分かち合う時間を持ちましょう。
<人生の実を刈り取って>
私たちにゆだねられた信仰の競争は、ただ私たちが救いを受けて、神の国に入るための過程ではありません。私たちが使命を果たすときに、信仰の先人たちが行った働きを完全にすることができるからなのです。神様の救いのみわざを通してこの使命はずっと受け継がれ続いてきたのであって、それが今の私たちにゆだねられているのです。そして主が再び 来られる時まで、私たちも信仰の後輩たちにこの使命を譲り渡していくことになるのです。時として、信仰生活がつらく大変なこともありますが、イエスさまもこの働きを果たされたことを覚え、忍耐して信仰の競争を走り続けましょう。私たちもお互いに励まし合って、クリスチャンとして恥ずかしくない生き方ができますように。
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目録
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