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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。

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2017-12-15 |
2017年 12月号 3週次.... |
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3 新しい契約に参加する へブル人への手紙 7:11~25
<心の扉を開いて> 契約は神様と神の民が結ぶ約束です。これは、何時に会おうという時間の約束を超えて、互いの義務とそれに伴う結果を規定する「契約」に近いです。契約や約款が変わると、新しい義務と特典が生じます。しかし変更された内容をよく知っていなければその特典を手に入れることはできません。イエス様は数千年前に神様とイスラエルの民が結んだ約束を新しく更新されました。私たちがもっとたくさんの喜びを得られるようにしてくださったのです。へブル人への手紙は、新しい契約をよく理解できず、本当の喜びを味わうことができずにいるユダヤ人クリスチャン(Jewish Christian)共同体に対し、新しい契約から与えられる自由の福音を伝えました。新しい契約の内容がなんであるかをともに考えてみましょう。
<みことばの種をまいて> 1. ユダヤ人クリスチャンがもっていた祭司の制度はどの部族のどの人物から始まった祭司職に基礎をおいていますか。祭司職によって受け取ったものは何ですか、また到達できなかったことは何ですか (11節)。 - ユダヤ人クリスチャンの祭司の制度はレビ族のアロンから始まった祭司職に基礎を置いている。 - 祭司職によって律法を受けたが、完全に到達できなかった。
2. ユダヤ人の祭司職ができないことは、どの人物を代表とする祭司職によって補われましたか(11b節)。この人物から始まった祭司職が、ユダヤ人の祭司職よりもっと大きな権威を持つようになった理由は何でしょうか(参照/4、 6、10節)。 - メルキゼデクが代表となる祭司職がユダヤ人の祭司職の不足を補う。 - メルキゼデクはユダヤ人たちの先祖アブラハムに仕えられた人物であり、レビはまだ生まれてもいなかった。生まれてもいない人物とメルキゼデクを比較すること自体が不可能なことであり、メルキゼデクが持っている権威がもっと大きいということが分る。
3. 血統に従って祭司職を受け継いでいくと考えていたユダヤ人たちの考えと違って、別の系列から立てられた別の祭司はどの部族の所属で、何が違うと言っていますか(14~16節)。 - 別の系統から立てられた別の祭司は、ユダ族の所属です。レビ族の血統によって祭司職を受け継ぐと考えていたユダヤ人たちの考えを破った。 - 肉についての戒めである律法にはよらないで朽ちることのないいのちの力によって祭司となった。
4. 新しい系列から立てられたイエス様は、既存の祭司たちと違って、どのような限界を乗り越えられましたか。なぜイエス様はこのような限界を超えられたのでしょうか(23~24節)。 - 彼は、今までの祭司たちが持っている肉体の制約を超えて永遠に私たちのために祭司職を遂行される。 - 既存のユダヤ人たちが持っていた救いの限界と神様のみこころを行うためにこのような限界をこえなければならなかった。
5. 律法の制約を超えて、私たちのためにとりなしてくださる大祭司イエス様のもとに に、どのように進み出るべきか分かち合ってみましょう。 6. 時間と場所、状況と関係なく、常に待ってくださるイエス様とともにいられる新しい契約の民として、新しい契約が与えてくれる恵みを完全に味わうためにどのような決断をしますか。
<人生の実を刈り取って> イエス様は律法の限界を超えてこの地上に来られました。イエス様が人間の限界を超えて大祭司となられたので、この方を超えてこれ以上特定の時間や形式を持った大祭司は必要ではなくなりました。これからは誰であっても決心さえすれば常にもっともすぐれた大祭司であられるイエス様によって神様のみ前に出ることができるようになったのです。私た ちは常に忍耐して待ってくださり、私たちを通して栄光を受けられたいと願う神様にあって、もっと優れた新しい契約の民としての権利を楽しまなければなりません。このようにもっと優れた契約によって、私たちを招いてくださった神様に出会うために、最善の努力を尽くしましょう。
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目録
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