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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。

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2017-11-03 |
2017年 11月号 2週次 |
365qt |
1136 |
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神様が滅ぼされた 列王記第二 24:1~13
<心の扉を開いて> 古代の異邦人たちはイスラエルとユダの滅亡を、つまり、主なる神様の敗北であると考えました。このような思考の枠は、現代にもそのままつながっています。教会の後退を神様の後退と考えます。しかしそれは神様がどのような方かをよく知らない、愚かな者たちの考えです。列王記はイスラエルとユダの滅亡は、神様のみことばが成就したものであると述べています。そうであれば、私たちはそのみことばの成就のためにご自身の民を滅亡に至らせた神様がどのようなお方であるかを学ばなければなりません。
<みことばの種をまいて> 1. エホヤキムが治めていたユダを滅亡させた人はだれですか。このことはどういったことで成就しますか(2~3、13節)。 - ユダを滅亡させた人は神様であり、そのことは主のみことば通りに成就した。
2. 神様がユダにこのように行われた理由は何ですか(3~4、 9節)。 - 神様は、マナセが犯した罪と罪のない者の血を流した罪、エホヤキムとエホヤキンが悪を行ったのでユダを滅ぼされた。 3. バビロンの王、ネブカデネザルはエルサレムを征服したあと、どのようなことをしますか。神様がこのことをゆるされたのはなぜでしょう(13節、 参照/Ⅰ列 9:6~7)。 - ネブカデネザルは、主の宮と王宮のすべての宝を運び出し、主の宮の金の器までもすべて壊してしまった。もしユダの王と民が神様の教えを守らないで他の神に仕えるなら主の宮さえも投げ捨ててしまうだろうというみことばの成就である。これは主の宮が壊されたからと言って神様が負けたのではないことを示している。 4. ユダがバビロンではなく神様によって滅亡したと記録されているのはなぜでしょう。神様の戒めと法を守らないとき、ご自分の神殿までも破壊される神様を見て、どう思いますか。 - ユダが滅ぼされ主の宮が壊されたことは、神様のさばきであるということを明らかにするため。王宮と主の宮と城壁が神の民を守るのではなく、神様のみことばに従って従順する生き方こそが神の民を守るということを示している。
5. 神様のみことばに従わないのに、「神様を信じているから、私は守られるだろう」という漠然な期待をしてはいませんか。神様から守られるにふさわしい者になるために、何を実践していますか。 6. 私たちが属する教会や共同体が、みことばを軽くとらえて、従っていない部分がないかを分かち合ってみましょう。そしてそれをどのように正すことができるか、実践方法を考えてみましょう。
<人生の実を刈り取って> みことばに従わないなら神様はソロモンの神殿でさえも投げ捨ててしまわれる方です。列王記はユダ王国がバビロンによって滅ぼされるのではなく、主なる神様によって滅ぼされたのであると明かしています。神様は、異邦人たちによって破壊された神殿と王宮があざ笑われ、ご自分がバビロンの神に敗北したと思われたとしても、気にも留められません。なぜなら、神様はご自分の民が正しく立つことに集中しておられるからです。これは、ともすると不従順に鈍感になりやすい私たちに警戒心を呼び覚ます真理です。もし私たちが神様のみことばを無視するなら、イエス・キリストを主であると告白する教会であったとしても、神様のとりあつかいを避けることはできません。私たちの教会は神様の真理の上に立っていますか。
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目録
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