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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。

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2017-10-10 |
2017年 10月号 3週次 |
365qt |
1200 |
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後戻りできない選択 列王記第二 17:6~23
<心の扉を開いて> 中毒は、国家と人種を超えて全世界的に人の頭を悩ませている現象で、社会的にも予防策を求めるところに多くのエネルギーを費やしています。事実、中毒の原因を調べてみると誰かに誘われてとか、周囲の人の行動に引っ張られて、気軽な気持ちで始めたという場合が多くあります。そして、少し経つと、その自分の選択が害を及ぼしていることに気づきますが、それを中断する困難さが伴っているということに気づきます。初めは人に誘われて簡単に始めますが、だんだん自分の問題になってきている現象を、イスラエルの民も経験します。ならばイスラエルの民は誰の誘いで、後戻りできない罪の中毒に陥ったのでしょうか。今日の本文をとおしてともに考えてみましょう。
<みことばの種をまいて> 1. 首都サマリヤが陥落し、北イスラエルは滅亡します。列王記の記者はその原因を何であると言っていますか(6~8節)。 - イスラエルの子孫が、神様に対して罪を犯し、ほかの神々を礼拝し、異邦人の風習に従ったから。
2. 列王記の記者は、イスラエルの子孫が偶像をたてて不義な行いをするようになった過程をどのような修飾語を使って説明していますか。神様は彼らにだれを通して、どのように警告していますか(9a、13節)。 - イスラエルの子孫たちが正しくないことを「ひそかに」行ったと述べている。 - 神様は、預言者と先見者を通してイスラエルとユダに、悪の道から離れて、神様の命令とおきてを守るように警告された。
3. 列王記の記者はイスラエルの子孫たちが、悪い王の罪をまねたことを「罪に歩み、それをやめなかった」という言葉でその行動について具体的に記述しています。この理由は何でしょう(22節)。 - 王たちの影響力が大きかったことは確かではあるが、イスラエルの隅々に偶像を備え、仕えることは民が選んだことである。預言者たちは、王たちだけでなく民に対しても警告のメッセージを送ったが、民は王たちと同じように聞き入れようとはしなかった。
4. 神様がイスラエルを滅亡させた決定的な原因は、彼らがヤロブアムの罪をまねてその罪から離れなかったからです。このことを通してあなたは何を感じますか。 5. 影響力のある人と周囲の人たちがみなやっている、という理由で、悪いことと知っていながら深く考えないで罪を犯した経験はありませんか。 6. 民が町と家に建てた小さな偶像のように、自分の日常の中で習慣のようになり、生活に浸透している小さな罪は何でしょう。これを克服するためにどのような決断をしますか。
<人生の実を刈り取って> 神様はご自分の民が機械的に飲み込まれるようにして人に追従してあちらこちらへと足を進めることを望まれません。ですから指導者や周りの人や環境によるような、どうしようもない選択であったとしても、神様のみこころにそぐわないことであれば絶対に正当化することはできません。もちろん自分が直面している状況を克服することは簡単なことではありません。だからといってこれを黙認して神様のみこころと違って行動することは、神様が望まれる行動ではないので、神様のみこころに合わせて、自分がまず変わらなければなりません。神様は罪に対しては、なおさらのこと、断固たる姿勢をお持ちであるという事実を決して忘れてはなりません。だから罪の鎖を断ち切って、神様のみこころに合う人生を生きる完全な主の弟子にならなければなりません。
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目録
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